スマホを選ぶときの重要なポイントは「価格」と「性能」です。
スマホをほとんど使わない人がハイスペックスマホを購入してもお金が無駄なだけですし、ゲーマーなどスマホをよく使う人が価格の安いモデルを選んでしまうと、動作のカクつきがストレスになってしまいます。
今回はそんな価格の安いモデルの中でも特に安い「1万円前後で買えるスマホ」を紹介しているので、価格の安いライトモデルをお探しの方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
タップできる【目次】
ベンチマークスコアが高いモデルを選ぶべき
基本的にスマホのスペックと価格は比例しています。性能が高いハイスペックモデルは価格が高いですし、性能が低いモデルは価格が安いです。
もちろん異例もありますが、基本的には動作性能を決めるパーツ「SoC」のコストがそのまま価格に反映される感じですね。
つまりほとんどの場合、価格の安いスマホはスペックが低いと言うわけです。低スペックのデメリットは以下の通り。
- ゲームアプリが重い・カクつく
- ネットの表示が遅い
- SNSの表示が遅い
- 同時動作が遅い(固まる)
先ほども少し触れましたが、低スペックスマホは「SoC」というスマホの頭脳的なパーツの性能が悪いため、「ゲーム」「ネット」「SNS」などの起動までの時間・表示までの時間・スクロール速度などが遅いです。
イッテツ
逆に「動画の視聴」や「写真の撮影」なんかは低スペックモデルでも、そこまで問題はないかと思います。動画の視聴は動画を再生するためのプログラムを動かす必要があるので、あまりに性能が低いと、映像がカクついたり、音声がズレたりする可能性があります。Youtubeなら画質を下げる事が出来るので、もしカクついたら画質を下げる事で上手く再生できるかもしれません。
「どのスマホがどの程度低スペックなのか分からない」という方は、ベンチマークスコアを目安にしましょう。
ベンチマークスコアはスマホの動作性能をスコア化してくれるツールのことです。代表的なアプリで「AnTuTuBenchmark」や「GeekBench」などがあります。
低スペックスマホを選ぶときは、このベンチマークスコアがなるべく高いモデルを選びましょう。
参考:スマホの動作性能を示すCPU・ベンチマークの目安
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1万円前後でスマホを入手する2つの方法
価格の安い「ライトモデル」と呼ばれるスマホは、大体2,3万円ぐらいです。今回はその中でもとくに安い1万円前後の激安スマホを取り上げるわけですが、、じつは普通に1万円前後で買えるスマホはほとんど存在していません!
そこで今回は、1万円前後でスマホを入手するための特殊な方法を2つを紹介します。
特殊な2つの方法とは下記の通り。
- 海外のSIMフリースマホを買う
- 格安SIMのキャンペーンを利用する
まず1つ目は海外のSIMフリースマホです。
日本ではなかなか1万円前後のスマホが販売されませんが、海外の格安モデルなら1万円前後でも購入可能です。
サブ機用に格安モデルを探しているのであれば有力候補ですね。
そして2つ目は格安SIMのキャンペーンです。
格安SIMは、毎月の通信料金が格安なサービスのことです。「OCNモバイルONE」とか「UQモバイル」とか「マイネオ」とか聞いたことありませんか?
あの辺りの安いサービスは全て「格安SIM」です。ドコモやauで契約するよりも月額料金が安くなるのでおすすめです。
そんな格安SIMですが、まれに端末を安く入手できるキャンペーンを行っていることがあります。
そのキャンペーンを利用すれば端末が1万円~2万円ぐらい安くなるので、そのタイミングで買い替えれば、3万円のスマホが1万円で入手できるというわけです。
通信サービスを乗り換えることになるので多少の面倒はありますが、
数年後に別のキャンペーンに乗り換えたらまた得できるので、安いスマホ料金を継続したいのであれば、「格安SIMのキャンペーンで乗り換え→端末が古くなったら再度別サービスのキャンペーンで乗り換え」これを繰り返すことで実現できます。
筆者もキャンペーンの関係で通信サービスを乗り換えまくってます(*´▽`*)笑
というわけで1万円前後でスマホを入手したいのであれば、この2つの方法から選んでみてください!
1万円以下で買える海外スマホ
1万円で買えるおすすめの海外スマホを4機種ほど紹介します。
OSCAL C20Pro
こちらはSC9863Aが搭載されているので、AnTuTuのベンチマークスコアは10万前後を記録。
1万円前後のモデルとしてはかなり動作性能が優れているのでおすすめです。対応バンドはB1/3/7/8/20/40なのでソフトバンク回線向き。
発売 | Blackview/2021年 |
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動作性能 | Unisoc SC9863A/2GBRAM AnTuTu:10万 |
ストレージ | 内部32GB/最大128GB |
ディスプレイ | 6.09インチ/1520×720 |
カメラ | 背面800万画素 前面200万画素 |
バッテリー | 3380mAh |
参考価格 | 13,000円前後 |
UMIDIGI A7S
AnTuTuのベンチマークスコアは4万前後と低スコアを記録。価格は1万円ちょっとしますが、セールで1万円以下になることもあります。
B1/3/8/19に対応しているのでドコモ・ソフトバンクはフル対応。
発売 | UMIDIGI/2020年8月 |
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動作性能 | MT6737/2GBRAM AnTuTu:4万 |
ストレージ | 内部32GB/外部128GB |
ディスプレイ | 6.53インチ/1600×720 |
カメラ | 背面1300万+800万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 4150mAh |
サイズ | 164 x 77 x 9.45 mm/195 g |
参考価格 | 10,000円前後 |

OUKITEL C19
チップセットにUMIDIGI A7sと同じMediaTek MT6737が搭載されているので、AnTuTuのベンチマークスコアは4万前後と低スコア。こちらは1万円と言う超低価格に設定されています。また低価格ながらにトリプルカメラ搭載・顔認証対応・DSDV対応・トリプルスロット対応など、非常に機能面が優れています。
バンド1/3/8に対応しているので、ソフトバンク回線で快適に使えます。
発売 | OUKITEL/2020年7月 |
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動作性能 | MediaTek MT6737/2GBRAM AnTuTu8:4万 |
ストレージ | 内部16GB/最大128GB |
ディスプレイ | 6.49インチ/1560×720 HD+ |
カメラ | 背面1300万+200万+200万画素 前面500万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 166 × 78 × 8.7 mm/191 g |
参考価格 | 10,000円前後 |

Blackview A80
こちらもまたチップセットにMT6737が搭載されているので、AnTuTuのベンチマークスコアは4万前後と低スコア。こちらもまた1万円で販売されている激安シリーズとなっております。ドコモ・ソフトバンク回線に対応。
発売 | Blackview/2020年6月 |
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動作性能 | MediaTek MT6737/2GBRAM AnTuTu8:4万 |
ストレージ | 内部16GB/最大128GB |
ディスプレイ | 6.21インチ/1520×720 |
カメラ | 背面1300万+200万+30万画素 前面500万画素 |
バッテリー | 4200mAh |
参考価格 | 10,000円前後 |
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格安SIMキャンペーン利用で安く買えるスマホ
最近で言えばIIJmio(みおふぉん)とOCNモバイルONE
の乗り換えキャンペーンを利用すれば、1万円台~1万円以下で今回紹介した海外モデルよりも優秀なスマホを入手できます。
とくに安くなっているモデルをいくつかピックアップしておきます。また現在開催されているキャンペーン情報も掲載しておくので、気になる方はそちらからチェックしてみてください。
OPPO A73
みおふぉんやOCNで採用されている2020年登場の3万円スマホですが、現在は1万円台で入手可能。キャンペーンが絡めば1万円以下になることもあります。
発売 | OPPO/2020年11月 |
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動作性能 | Snapdragon 662/4GBRAM AnTuTu8:17万 |
ストレージ | 内部64GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.44インチ/2400×1080 FHD+ 有機EL |
カメラ | 背面1600万+800万+200万+200万画素 前面1600万画素 |
通信(4G) | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/41 |
通信(3G) | B1/2/4/5/6/8/19 |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 159.8 × 72.9 × 7.45 mm/162 g |
カラー | ダイナミックオレンジ ネービーブルー |
参考価格 | 30,800円 |

Redmi 9T
チップセットにSnapdragon 662が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは18万前後を記録。6000mAhの大容量バッテリーやクアッドカメラが搭載されているのに、とにかく価格が安い。発売時の価格は18,000円ですが、現在はさらに安く入手可能です。もちろんセール対象にもよく選ばれています。
発売 | Xiaomi/2021年2月 |
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動作性能 | Snapdragon 662/4GBRAM AnTuTu8:18万 |
ストレージ | 内部64GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.53インチ/2340×1080 FHD+ |
カメラ | 背面4800万+800万+200万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
サイズ | 162.3 × 77.3 × 9.6 mm/198 g |
カラー | オーシャングリーン カーボングレー |
価格 | 17,490円(税込) |
- 現在開催中のキャンペーン無し

OPPO A54 5G
チップセットにSnapdragon 480 5Gが搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアが27万前後を記録。
こちらは2.5万円前後のスマホなのですが、セール次第で1万円前後で入手できることがあります。
発売 | OPPO/2021年6月 |
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動作性能 | Snapdragon 480 5G/4GBRAM AnTuTu:27万 |
ストレージ | 内部64GB/外部1TB |
ディスプレイ | 6.5インチ/2400×1080 FHD+ |
カメラ | 背面4800万+800万+200万+200万画素 前面1600万画素 |
通信 | 5G NR:n3/n28/n77/n78 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42 3G:B1/2/4/5/6/8/19 |
防水防塵 | – |
おサイフケータイ | – |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 162.9 × 74.7 × 8.4 mm/190 g |
カラー | シルバーブラック ファンタスティックパープル |
参考価格 | 28,620円 |
- 現在開催中のキャンペーン無し
まとめ
というわけで1万円前後で買える海外スマホと、1万円前後でスマホが買えるキャンペーンについて紹介してみました。
サブ機にはおすすめですが、メイン機にするにはちょっとスペックがきついので、その点だけは注意して選んでくださいね(*´▽`*)