電車の改札を通る時に時計をピッとかざして通っている人を見たことありませんか?
「Suica」という電子マネーを使えば、同じように改札で決済することができます。またSuicaを使えばコンビニやタクシーでもかんたんに決済することができます。
このSuicaという機能は専用のカードやスマホを使う場合が多いのですが、実は一部のスマートウォッチでも利用できるのです。というわけで今回はそんなSuicaに対応したスマートウォッチを紹介します。
スマートウォッチでSuicaを利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
Suica対応のスマートウォッチ
Suicaが使えるスマートウォッチは「アップルウォッチ」と「ガーミンのスマートウォッチ」の2種類です。
Appleのアップルウォッチ
まずApple社が販売するアップルウォッチシリーズがSuicaに対応しています。初代モデルやWatch Series 1やSeries 2の海外モデルは非対応なので注意。
- Apple Watch Series 2(国内版)
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 5
基本的に新しいモデルの方がおすすめですが、安いモデルをお探しなのであれば古いモデルをチョイスするのもあり。
アップルウォッチの注意点
アップルウォッチはiPhoneしか連携することが出来ません。アップルウォッチのSuica利用はApple Pay経由なのですが、Apple Payを利用するためにはiPhoneが必要なのです。
残念ながらAndroidユーザーはアップルウォッチでSuicaを利用することが出来ません。Androidユーザーの方は別のスマートウォッチを用意する必要があります。
ガーミンのスマートウォッチ
これまではアップルウォッチシリーズだけが唯一Suicaに対応していたのですが、2020年に入ってからようやくAndroidウォッチでも対応機種が登場しました!それがGarminのスマートウォッチです。
出典:Garmin Pay の Suica | Garmin 日本
ガーミンのSuica対応スマートウォッチはいくつか存在しますので公式サイトをチェックしてみてください。一部モデルを抜粋しておきます。
Suica対応予定のスマートウォッチ
Androidユーザーは、Androidのスマートウォッチを選ばないといけないワケですが、残念ながら対応しているのはガーミンのスマートウォッチのみとなっております。ただし、いくつかのメーカーでは「対応予定」と明言しています。
FOSSIL
FOSSILのスマートウォッチの”利用可能な機能”を見ると、Google Payの対応が記載されております。Google PayはSuicaを含んだいくつかの電子マネー決済に対応したサービスです。昔は「対応予定」と記載されていましたが、最近の端末では対応してあるかのように記載されています。サポートにお問い合わせしてみたところ「対応予定」とのことで、月日も未定とのことでした。対応予定のモデルは以下の通り。
- Explorist HR(GEN.4)
- Venture HR(GEN.4)
- FOSSILスポーツスマートウォッチ
DIESEL
ディーゼルのスマートウォッチでも上記のような記載があります。海外では対応済なので、国内で今後対応することを期待しておきましょう。
その他メーカー
スペックページには記載されていないものの「HUAWEI」「SKAGEN」「MICHAEL KORS」などの有名メーカーも、Google Payやおサイフケータイの対応予定を明言しています。どう考えてもGoogle Payの機能が搭載された方がスマートウォッチの人気が出ると思うので、どのメーカーも実装できる環境になれば積極的に取り入れていくはずです。今後の対応に期待です。
さいごに
SuicaがAndroidスマートウォッチで使えるようになるには、Google Payの実装が必要です。各メーカーのスマートウォッチでは既にGoogle Payの実装予定が記載されているので、今後対応していくことを期待して待ちましょう。
Androidユーザーには残念ですが、現時点でSuicaを利用するにはアップルウォッチ以外ありません。
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