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スマホの容量が足らない!
スマートフォンの容量とは「ROM」「内部ストレージ」などと呼ばれており、本体に保存できる容量のことです。このROMが足らなくなってしまった場合に、動作が遅くなったり、ファイルが保存出来なくなったり、様々な弊害が現れます。
現在の空き容量を確認しよう
「最近よく容量を使っているな」「最近なんかスマホの動作が変だ」なんて方は、まずは現在のスマホ空き容量をチェックしましょう。動作が重いからと言って空き容量不足と言うわけではないかもしれませんから。
スマホにもよりますが、Androidスマホの場合はほとんどの端末が「設定」の中にある「ストレージ」の項目から空き容量を確認することが出来ます。iPhoneの場合はOSバージョンにもよりますが、「設定」⇒「一般」⇒「情報」または「設定」⇒「一般」⇒「使用状況」⇒「ストレージ管理」にて空き容量(使用可能)を確認することが出来ます。
どのぐらい容量が足りてないの?
実際に容量が足らないことが分かったとして、これからどれだけの容量を用意すれば良いのかが分かりませんよね。それは人それぞれ異なるので、どんな種類のファイルが容量を食っているのかを確認しておきましょう。先ほどの空き容量が見れるストレージ管理画面にて自分の使っているファイルの容量が分かります。
「写真」 カメラの性能や設定で大きく変わります。私の端末だと大体5MB~10MBぐらいでした。画像ファイルの中では色味も多くてかなり重い部類に入ります。 |
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「スクリーンショット」 端末サイズによって画像サイズが変わります。私の端末だと大体300KB~600KBぐらいでした。スクショは色味が少なかったりシンプルだとかなり軽くなります。 |
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「漫画」 大体200KB~500KBぐらいでした。もちろんカラーだともっと重くなります。 |
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「動画」 カメラの性能や設定で大きく変わります。私の端末だと20秒前後の短い動画ファイルですら20MB~50MBぐらいでした。長時間の撮影や内容によってはとても重くなってしまいます。 |
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「音楽」 音質や拡張子で大きく変わります。古いMP3ファイルで大体8MB~12MBぐらいでした。 |
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「ラジオ」 こちらもMP3の長時間(1時間ぐらい)ラジオ。大体50MB前後でした。 |
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「アプリ」 アプリは内容によって大きく変わります。例えば画像のゲームアプリなんかは753MBと大容量。よくある漫画アプリなんかは大体100MB前後でした。 |
アプリ(ゲーム系) | 700MB |
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アプリ(マンガ) | 100MB |
MP3ファイル(ラジオ/1時間) | 50MB |
動画ファイル(カメラ/20秒) | 20MB~50MB |
MP3ファイル(音楽/5分) | 8MB~12MB |
画像ファイル(カメラ) | 5MB~10MB |
画像ファイル(スクショ) | 300KB~600KB |
画像ファイル(白黒マンガ1P) | 200KB~500KB |
※1000KB=1MB。1000MB=1GB。あくまで私の端末内にあったファイルだけのデータなので参考程度に。
大容量が必要な人とは?
上記の表を見れば分かるように、自分で動画撮影を頻繁に行う方なんかは要注意。動画ファイルは20秒の撮影ですら20MB~50MBもの容量を使うので、長時間になれば一気に容量が無くなってしまいます。今後たくさん撮影するのであれば何らかの対策、空き容量を確保する方法を実践しましょう。
スマホの空き容量を確保する3つの方法
いらないファイルを「削除」する
まずはじめに考えられるのは使わないファイルや大容量のファイルを削除する方法です。主な削除対象は「使わなくなったアプリ」「不要な写真・動画ファイル」「キャッシュや履歴」です。先ほど記載したようにゲーム系のアプリは意外と大容量なのです。全くプレイしなくなったアプリは思い切って削除してしまいましょう。アカウントにデータが保存されているタイプは復帰できますが、端末にデータが保存されているタイプは取り返しが付かないので注意して選択しましょう。
次に自分で撮影した写真や動画ファイルでいらないものを選別して削除しましょう。この後「移動する」と言う手段も紹介しているので、削除するか迷っている方は一旦「移動する」と言う手段を考えてから実践して下さい。
最後の「キャッシュや履歴」はパソコンユーザーなんかはお馴染みですし、スマホもお悩み解決系の記事ではよく登場するので知っている人も多いかもしれません。キャッシュはスマホに一時的に保存されているデータのことで、再度同じ動作を行うときに働いてくれます。ブラウザで言えば「この人よくこのページ見るなぁ。次もたぶん見るだろうから、すぐ見れるように準備しておこう!代わりにちょっと容量借ります!」みたいな感じです。このように何気なく裏で働いてくれているわけですが、長い期間スマホを使っていたらキャッシュは蓄積されていきます。貯まったキャッシュデータを一旦全て削除してしまうことで空き容量を作ることが出来ます。ちなみにブラウザの履歴や電話の履歴もデータとして保存されているので、削除することでわずかながらに空き容量を確保できます。
・スマホでよく聞くキャッシュとは?削除のメリットや消去方法
SDカードでストレージを「増設」する
「削除」は空き容量を作る方法です。削除して空き容量を確保するのではなく、そもそもの最大容量を増やす方法が1つだけあります。ROM(内部ストレージ)を増設することは出来ませんが、SDカード(外部ストレージ)を使って容量を増やす事が出来ます。スマホには「SDカードスロット」と言うものが搭載されています(モデルによりますが)。このSDカードスロットに「microSDカード」を装着することで追加の容量を得ることが出来るのです!
microSDカードは家電量販店に行けば普通に売っていますし、Amazonや楽天市場にて多数取り扱われております。注意点が1つだけあって、端末それぞれSDカードの対応数に違いがあるのです。最大256GBまで使える端末もあれば、最大で32GBまでしか使えないと言う端末も存在します。端末それぞれの対応数はスペック表や仕様に載っているのでSDカードを購入する前に自分の端末の対応数だけは絶対に確認しておきましょう。
・microSDカードの売れ筋ランキング(Amazon)
別デバイスへ「移動」する
そして最後に紹介するのは別デバイスへと「移動する方法」です。例えばデジカメでペットの写真・動画なんかを撮影している方は分かると思いますが、データはデジカメ内ではなくパソコンに移動して保管しますよね。スマートフォンでも同じことが出来ます。スマホで撮影した写真や動画をパソコンなどの別デバイスへ移すことで、スマホの空き容量を確保することが出来ます。
写真撮影・動画撮影を頻繁に行うと言う方は、容量に余裕のあるパソコンにファイルを移動して、パソコンで保管しましょう。
一旦パソコンに預けておいて、その後削除するかどうか決めれば良いですし、スマホよりも寿命が長いのでパソコンの方が保管には最適かもしれませんね。
今後気をつけること
スマホの容量があっという間に無くなってしまう方は、そもそも端末の容量が少ないか、大量のファイルを保存している方です。後者はやはりカメラが理由の方が多いのではないでしょうか。現在もスマホの容量不足に陥っており、これからもカメラをよく使うと言う方は、次に買い換えるときにしっかりと「ROMの数値」「外部ストレージの対応数」を確認して選びましょう。
普通に使っている方も削除や移動をしないとちょっとずつ容量は減っていくので、定期的に端末の掃除と思っていらないファイルやキャッシュの削除を行いましょう^^