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UMIDIGIのタフネススマホ「UMIDIGI BISON」は、楽天モバイルの必須バンドである「Band 3」とパートナー回線「Band 18」に対応しております。
B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66
楽天モバイルのバンドに対応しているので、通常であればSIMカードを装着してAPNを設定すればインターネットが使えるようになります。
しかしUMIDIGI BISONの場合は、ある設定を行わないと通信できないのです。今回はその設定手順を紹介していきます!
タップできる【目次】
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UMIDIGI BISONが楽天モバイルに繋がらない原因
UMIDIGI BISONが楽天モバイルの必要バンドに対応しているのに接続できない原因はチップセットにあります。UMIDIGI BISONが搭載しているチップセットはMediaTek社のHelio P60です。
実は楽天モバイルとMediaTek社のチップセットは相性が悪いので、SIMカードを装着するだけじゃ繋がらないのです。
MediaTek社のチップセットを搭載しているスマホで楽天モバイルを利用するには、3つの設定を行わないといけません。
というわけで設定手順を画像付きで紹介していきます。
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UMIDIGI BISONで楽天モバイルを使うための設定
楽天モバイルに接続するための手順は下記の3つです。
- SIMカードを装着してAPNを設定
- 開発者向けオプションの有効化
- エンジニアリングモードで「LTE Only」と「hVolte」の設定
少し複雑な部分もありますが、手順通りやれば楽天モバイルに接続できるので頑張ってください。というわけで順番に解説していきます。
1.SIMカードを装着してAPNを設定
まずは楽天のSIMカードをSIMトレイに装着してください。UMIDIGI BISONの場合は、正面から見て左側面の上部に配置されています。
SIMトレイを装着したら「APNの設定」を行っていきます。
まずはAPNの設定を行います。 ホーム画面にある「設定」をタップしてください。 |
|
設定内にある「ネットワークとインターネット」を開きます。 | |
次に「モバイルネットワーク」を開きます。 | |
下の方にある「アクセスポイント名」をタップしてください。 | |
右上にある「+」マークからAPNを追加します。 | |
APNの各項目を入力していきます。下記の表の各項目を設定してください。 ※設定完了後にもう1つAPNを作成します。 |
①楽天モバイルのAPNを作成 | |
---|---|
名前 | 楽天モバイル |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl,tether |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
ベアラー | LTE |
POPタイプ | IPv4/IPv6 |
設定が完了したらもう一度「+」マークを押してもう1つ追加します!
こちらは「ims」という名前で作成してください。各項目の設定は下記の通り。
イッテツ
②imsのAPNを作成 | |
---|---|
名前 | ims |
APN | ims |
MNC | 11 |
APNタイプ | ims |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
ベアラー | LTE |
イッテツ
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「モバイルネットワーク」を開く
- 「アクセスポイント名」を開く
- 「楽天モバイル」のAPNを追加
- 「ims」のAPNを追加
この時点ではまだ楽天回線に繋がっていないので、続きの設定を行っていきましょう。
2.開発者向けオプションの有効化
次に「開発者向けオプションを有効化」します。開発者向けオプションをオンにすると、開発者が触るようなシステムの設定を行えるようになります。この後の設定をいじるために開発者向けオプションを有効化しておく必要があります。
設定画面の下の方にある「デバイス情報」を開きます。 | |
デバイス情報の下の方にある「ビルド番号」をタップ連打します。 | |
「これでデベロッパーになりました!」と表示されたら完了です。 |
後はエンジニアリングモードで「VoLTE化」するだけです!
イッテツ
3.エンジニアリングモードで「LTE Only」と「hVolte」の設定
最後に楽天モバイルでVoLTEが使えるように、エンジニアリングモードから「VoLTE化」と呼ばれる設定(LTE OnlyとhVolte)を行います。
UMIDIGIスマホでエンジニアリングモードにアクセスする方法は下記の2つ。
- アプリ「MTK Engineering Mode」をインストールする
- 電話で特定コード(*#*#3646633#*#*)を入力する
UMIDIGI BISONの場合はどちらでも設定できますが、再起動の度に同じ手順を繰り返さないといけないため、「MTK Engineering Mode」を取っておいた方が後ほど楽かもしれません。
というわけで「MTK Engineering Mode」での設定手順を紹介します。
- 「MTK Engineering Mode」をインストールする
- 「MTK Settings」を開く
- 「Network Selecting」を開く
- 「SIM1」を開く
- 「set preferred network type」を「LTE Only」に切り替える
- 「MTK Settings」に戻って「ims」を開く
- 「sim1 : Primary Card」を開く
- 「VOLTE Setting」の「CMW500 setting」を選んで「SET」をタップする
- 1つ前の設定に戻って「Misc Feature Config」を開く
- 「hVolte」を開く
- 「hVolte」をタップする
まずはGoogleプレイストアからMTK Engineering Modeをインストールします。 | |
アプリを起動したあと、真ん中の「MTK Settings」を選びます。 | |
この中にある「Network Selecting」をタップします。 | |
楽天SIMを装着した「SIM1」をタップします。もしSIM2に装着していて設定が上手くいかない人がいれば、楽天SIMをSIM1に装着して試してみてください。 | |
「set preferred network type」という項目があるので、こちらの項目を「LTE Only」に切り替えてください。 |
先ほどの「MTK Settings」内にある「IMS」をタップします。 | |
「sim1 : Primary Card」をタップします。 | |
こちらの項目の中にあるVOLTE Settingの「CMW500 setting」を選んで「SET」をタップします。 | |
1つ前の設定に戻って「Misc Feature Config」をタップします。 | |
そして「hVolte」をタップします。 | |
すると「bSRLTE」と「hVolte」が表示されるので、「hVolte」をタップします。 できれば一度「bSRLTE」を選んだ後に「hVolte」を選んでください。または「hVolte」が選ばれていたとしてももう一度「hVolte」をタップしてください。 「hVolte」をタップすることで情報が更新されます。 |
イッテツ
ちなみに成功していれば端末上部のメニューバーに「VoLTE」と表示されます。これで楽天モバイルに繋がるようになっているはずです。
再起動でリセットされてしまうので注意
ちなみに「hVoLTE」の設定は、端末の再起動・機内モードの切り替えでリセットされてしまいます。
ワイヤレスアップデートなんかを行うと自動で端末が再起動されてしまいますが、その時ももちろんリセットされます。突然楽天モバイルに接続できなくなった時は、再びhVoLTEの設定を行ってみてください。
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まとめ
以上で「UMIDIGI BISONで楽天モバイルを使うための設定手順」は終わりです。
かなり複雑な設定ですが手順通りやれば絶対に繋がるので根気よく頑張ってください。それではお疲れ様です!