コスパ重視で海外スマホを探すと必ず「Xiaomi」と言う名前が出てきます。
Xiaomi(シャオミ)は中国の家電メーカーですが、中国でスマホシェア率1位の座を獲得しています。日本市場でも有名なHUAWEIやOPPOを抑えての1位と言うことなので、それはとんでもないことですよね。
実際に日本でも、Redmi Note 9SやRedmi 9Tなどのコスパ最強端末、リフレッシュレート120Hzに対応したRedmi Note 10 Proなどが投入されています。
日本モデルも十分優秀だとは思いますが、Xiaomiの真骨頂はやはり海外モデル。日本で発売されていない「POCOシリーズ」なんかは、日本のスマホじゃありえないほどコスパが良いです。Snapdragon 800番台のハイスペックモデルが3万円とかで買えることもありますから。
本記事ではそんなXiaomiの海外モデルのおすすめ機種をまとめてみました!
海外のお買い得なXiaomiスマホを、ぜひチェックしていってください!
タップできる【目次】
Xiaomiスマホの特徴は?
Xiaomiと言えば、なんといってもコストパフォーマンスの高さが特徴です。
看板スマホの無印Miシリーズは、ハイスペックながらに価格が抑えられているタイプのコスパ良端末です。他のメーカーなら10万円はするのではないか、と言うランクのスマホが半額の5万円ぐらいで販売されていることもあります。(Mi 10以降は高価格になってしまったが)
また有名なPOCOシリーズは、高性能チップセットが搭載されたコスパモンスターだらけ。他の仕様は微妙だけど動作性能にだけ特化した珍しい仕様です。
どちらのシリーズにも言えることですが、Xiaomiスマホはとにかくコスパが良すぎるのが特徴です!
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Xiaomiスマホは日本で使えるの?
海外スマホを買うときに注意したいのが対応バンドです。
Xiaomiの海外モデルは、日本市場ではなく中国市場(モデルによっては他国)に向けて販売された製品です。日本で使うために重要な周波数帯も、中国では必要ない場合があります。
そして残念なことにXiaomiスマホはほとんどのモデルがauの主力バンドとドコモのプラチナバンドに非対応です。
プラチナバンド(Band19)に対応していないと、地域や場所によっては繋がりにくくなってしまいます。au回線もドコモ回線も使うことが出来ないとなれば、Xiaomiスマホで快適に通信出来るのはソフトバンク回線のみと言う事になります。
これはかなりの痛手に思えますが、個人的にはそこまで大きな問題ではないと思っています。と言うのも最近はソフトバンク回線を提供する格安SIMが増えているからです。
通信速度に定評のある「ワイモバイル」はもちろんおすすめですが、ワンコインから契約できる「mineo」でもソフトバンク回線が提供されています。
海外スマホの購入方法
Xiaomiの海外モデルは日本Amazonや楽天市場でも一部モデルが取り扱われておりますが、安く買うなら海外輸入店の方がおすすめです。
海外輸入店で輸入する場合のメリットはより安く入手できることです。差額は端末によって違いますが、大体5,000円~10,000円ぐらいは価格差があると思ってください。
ただし海外輸入店で輸入するデメリットも存在します。それは端末が届くまで1~2週間ぐらいかかることです。海外発送なのでとにかく到着が遅い。
また初めての人は「海外サイトだから買い方が分からないかもしれない…。」と不安になるかもしれませんが、その点は安心してください。
最近の海外通販店はしっかりと日本語で表示されているし、サポートも日本語で対応してくれます。とくに最近日本市場に力を入れているBanggoodが使いやすいのでおすすめです。
Banggoodでは定期的にセールが開催されており、スマホが超安く入手できることがあります。海外通販店で買い物してみたいと言う方は、ぜひBanggoodを利用してみてください。
海外スマホを選ぶポイント
スマホを選ぶポイントは、「動作性能」と「価格」のバランスです。
スマホのコスパの良さを手っ取り早く判断できるのが「動作性能」と「価格」のバランスなのです。
動作性能が高くて価格も高いのは当たり前のことですが、動作性能が高くて価格が安かったら、それは「コスパが良い」と言うことになりますよね。
もちろんそれだけでなく、カメラの性能、ディスプレイの性能、機能面なども関係してきます。例えば、、
「高画素のクアッドカメラが欲しい…」
「リフレッシュレート120Hz対応の方がいい…」
こんな方も多いと思うので、しっかりと「コスパの良さ」と「自分の欲しい機能」を見極めて端末を選びましょう!
今でも購入できるXiaomiスマホ一覧
実際に日本のAmazonや海外輸入店で購入できるXiaomiスマホを9機種紹介します。Xiaomiスマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
Xiaomi Mi 11
チップセットにSnapdragon 888が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは70万前後です。とんでもなくハイスペックな仕様ですが、その分価格も高く10万円前後となっております。コスパだけで言えば他のモデルの方が優れていますが、最新のハイスペックスマホを使いたい方にはおすすめ。
発売 | Xiaomi/2021年1月 |
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動作性能 | Snapdragon 888/8or12GBRAM AnTuTu:70万 |
ストレージ | 内部128or256GB/非搭載 |
ディスプレイ | 6.81インチ/3200×1440 QHD+/120Hz |
カメラ | 背面10800万+1300万+500万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 4600mAh |
サイズ | 164.3 x 74.6 x 8.1 mm/196 g |
参考価格 | 100,000円前後 |
Xiaomi Mi 10T Pro
チップセットにSnapdragon 865が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは55万超えです。リフレッシュレート144Hzの6.67型ディスプレイが搭載されたハイスペックスマホです。価格は7万円前後です。
発売 | Xiaomi/2020年10月 |
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動作性能 | Snapdragon 865/8GBRAM AnTuTu:55万 |
ストレージ | 内部128or256GB/非搭載 |
ディスプレイ | 6.67インチ/2400×1080 FHD+/144Hz |
カメラ | 背面10800万画素+1300万+500万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 165.1 x 76.4 x 9.3 mm/218 g |
参考価格 | 70,000円前後 |
Xiaomi Black Shark 3
チップセットにSnapdragon 865搭載で、AnTuTu8のベンチマークスコアは58万前後と言うハイスコアを記録しています。
リフレッシュレートが90Hzなのでゲーミングスマホとして少し微妙かもしれませんが、それでも十分すぎるほど高性能です。価格は7万円前後です。
発売 | Xiaomi/2020年10月 |
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動作性能 | Snapdragon 865/8GBRAM AnTuTu8:58万 |
ストレージ | 内部128GB/外部非搭載 |
ディスプレイ | 6.67インチ/2340×1080 FHD+ 有機EL |
カメラ | 背面6400万+1300万+500万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 4720mAh |
サイズ | 168.7 x 77.3 x 10.4 mm/222 g |
カラー | シャドーブラック |
参考価格 | 70,000円前後 |
Redmi Note 10
チップセットにSnapdragon 678が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは27万前後を記録しています。こちらは日本で大人気となった「Redmi Note 9S」の後続モデル。
日本では上位版の「Redmi Note 10 Pro」が販売されておりますが、スタンダードモデルの「Redmi Note 10」はグローバル版のみとなっております。
こちらは3万円ほどで買えるコスパの優れた端末です。Banggoodのセール時に2万円以下になったことがあるので、できればセール絡みで買いたいところ。
発売 | Xiaomi/2020年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 678/4or6GBRAM AnTuTu:27万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.43インチ/2400×1080 FHD+/有機EL |
カメラ | 背面4800万+800万+200万+200万画素 前面1300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 160.5 x 74.5 x 8.3 mm/179 g |
参考価格 | 30,000円前後 |
POCO F3
チップセットにSnapdragon 870 5Gが搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは70万前後とハイスコアを記録しています。おまけにリフレッシュレート120Hz対応。
日本だと10万円を超えるようなハイスペックスマホですが、POCO F3の価格はなんと4万~6万円ほどです。
発売 | Xiaomi/2021年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 870 5G/6or8or12GBRAM AnTuTu:70万 |
ストレージ | 内部128or256GB/外部非搭載 |
ディスプレイ | 6.67インチ/2400×1080 FHD+/120Hz |
カメラ | 背面4800万+800万+500万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 4520mAh |
サイズ | 163.7 x 76.4 x 7.8 mm/196 g |
参考価格 | 40,000~60,000円前後 |
POCO X3 Pro
チップセットにSnapdragon 860が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは55万前後を記録しています。
POCO X3 Proも価格が3~4万円ぐらいなのでコスパ抜群です。こちらもリフレッシュレート120Hz対応です。
日本でSnapdragon860搭載機を買おうとすれば、間違いなくこの価格で収まることはありません。超お買い得なコスパ良端末です。
発売 | Xiaomi/2021年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 860/6or8GBRAM AnTuTu:55万 |
ストレージ | 内部128or256GB/外部1TB |
ディスプレイ | 6.67インチ/2400×1080 FHD+/120Hz |
カメラ | 背面4800万+800万+200万+200万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 5160mAh |
サイズ | 165.3 x 76.8 x 9.4 mm/215 g |
参考価格 | 30,000~40,000円前後 |
POCO X3
チップセットにSnapdragon 732Gが搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは30万前後を記録しています。
こちらはPOCO X3 ProやF3と比べて動作性能が劣りますが、その代わり価格が25,000円という超格安設定。しかもこちらもリフレッシュレート120Hz対応という、日本じゃありえない変わった仕様となっております。
動作性能がそこまで必要ないという方は、こちらのようなモデルがおすすめです。
発売 | Xiaomi/2020年9月 |
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動作性能 | Snapdragon 732G/6or8GBRAM AnTuTu:30万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.67インチ/2400×1080 FHD+/120Hz |
カメラ | 背面6400万+1300万+200万+200万画素 前面2000万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
サイズ | 165.3 x 76.8 x 10.1 mm/225 g |
参考価格 | 25,000円前後 |
POCO M3 Pro 5G
チップセットにDimensity 700が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは27万前後を記録しています。
こちらは5Gに対応したミドルレンジモデル。もちろん普通のモデルと比べたらコスパが良いのですが、POCOシリーズの中ではちょっと微妙。というのも少し予算を上げるだけでSnapdragon8xx搭載機が買えちゃうからです。
POCO M3 Pro 5Gは、5Gに対応した安いスマホが欲しいという方におすすめです。
発売 | Xiaomi/2021年5月 |
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動作性能 | Dimensity 700/4or6GBRAM AnTuTu:27万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部不明 |
ディスプレイ | 6.5インチ/2400×1080 FHD+/90Hz |
カメラ | 背面4800万+200万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
サイズ | 161.81 x 75.34 x 8.92 mm/190 g |
参考価格 | 30,000円前後 |
POCO M3
チップセットにSnapdragon 662が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは18万前後を記録しています。
POCOシリーズの中でもライトモデルに位置する端末です。日本で販売されているRedmi 9Tと価格が変わらないので正直微妙。わざわざ個人輸入するぐらいならもう少し上位のモデルを買いたいところ。
とはいえBanggoodのセール時には16,000円ぐらいまで割引されるので、セール時の購入はありかも。
発売 | Xiaomi/2020年11月 |
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動作性能 | Snapdragon 662/4GBRAM AnTuTu:18万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.53インチ/2340×1080 FHD+ |
カメラ | 背面4800万+200万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 6000mAh |
サイズ | 162.3 x 77.3 x 9.6 mm/198 g |
参考価格 | 20,000円前後 |
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Xiaomiの海外スマホはコスパが良すぎる
というわけでXiaomiのおすすめ機種を9端末ほど紹介してみました。
中でもPOCO F3(スナドラ870)とPOCO X3 Pro(スナドラ860)は、マジでコスパがおかしいレベルです。過去に「Pocophone F1」が「低価格ハイエンドスマホ」と呼ばれて話題になりましたが、今回紹介したPOCOの2機種は、しっかりとその遺伝子を受け継いでいます。
高性能なスマホを安く入手したい方は、ぜひこの2機種を検討してみてください!
Xiaomiはドコモと相性が悪い
記事中にも記載したように、Xiaomiスマホは基本的にバンド19に非対応です。
バンド19はドコモのプラチナバンドなので、ドコモ回線で利用するときに、場所によっては接続しずらくなってしまうのです。
過去に販売されていた「Mi Mix3」はバンド19に対応していたのですが、すでに入手が困難になっていたため今回はおすすめ機種に入れませんでした。ちなみにB19に対応した中国スマホをまとめた別記事があります。
Xiaomiほどではないにしろ、基本的に中国スマホはコスパの良いモデルが多いです。ぜひチェックしてみてください!

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中国スマホのおすすめ機種は?
今回紹介しているXiaomiスマホを含んだ中国スマホのまとめ記事があるので、興味のある方はそちらも参考にしてみて下さい!

まとめ
Xiaomiの海外モデルは素晴らしいモデルばかりですね!
フラグシップモデルの「Mi 11」や「Mi 10T Pro」は決して安くはありませんが、動作性能だけでなく様々なスペックがハイクオリティとなっております。
そしてコスパで言えば、やはり「POCOシリーズ」が凄すぎます。とにかく「動作性能が良ければいい」「コスパが良い方がいい」という方は、ぜひPOCOシリーズを検討してみてください(*´▽`*)