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これまでスマ情では「OUKITEL」「Ulefone」「UMIDIGI」などの有名メーカーが販売するタフネススマホを開封レビューしてきました。
しかし今回はあまり聞いたことのない「DOOGEE」というメーカーのタフネススマホをご紹介します。(読み方はドゥージー)
今回レビューするのはBanggoodから提供して頂いた「DOOGEE S86 Pro」というスマホです。DOOGEE S86 Proのポイントは下記の通り。
- IP68・IP69K・MIL規格対応のタフネススマホ
- Helio P60搭載(AnTuTu18~20万)
- 8500mAhの大容量バッテリー搭載
- 体温測定機能付き
「DOOGEE S86 Pro」は赤外線センサーを使った温度測定機能付きのタフネススマホです。タフネススマホの割に性能がそこそこ高いミドルクラス。また8500mAhの大容量バッテリーが搭載されているのも魅力的ですね。
というわけで今回はそんな「DOOGEE S86 Pro」を開封レビューしていきます。タフネススマホをお探しの方やアウトドア用にサブスマホをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください(*´▽`*)
タップできる【目次】
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DOOGEE S86 Proのスペック
DOOGEE S86 Proは中国メーカー「DOOGEE(ドゥージー)」のスマホです。日本Amazonでも一部のモデルが取り扱われておりますが、基本的には海外通販店にて取り扱われています。そんなDOOGEE S86 Proのスペックは下記の通りです。
- 発売 : 2021年6月
- OS : Android 10
- CPU : MediaTek Helio P60
- RAM : 8GB
- ROM : 128GB
- 外部ストレージ : 256GB
- ディスプレイ : 6.1インチ、1560×720(HD+)
- カメラ : 背面1600万+800万+200万画素、前面800万画素
- バッテリー : 8500mAh
- 機能 : Type-C、Wi-Fi:a/b/g/n/ac、防水防じん耐衝撃
- 対応Band(4G) : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28A/28B/66
- サイズ・重量 : 164.6 × 81.2 × 16.8 mm、323g
- カラー : ブラック、オレンジ、レッド、グリーン
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DOOGEE S86 Proの価格や購入方法
DOOGEE S86 Proの価格は250ドル(約28,000円)ほどです。海外スマホのセールをよく行っているBanggoodならセール時は19,000円ぐらいで買えるのでおすすめです。
【いざ開封!】DOOGEE S86 Proの外観レビュー
DOOGEE S86 Proの本体細部
この価格帯のタフネススマホは、まだまだmicroUSB採用の端末も多いですが、今回のDOOGEE S86 ProはType-C採用なのが良いですね!
イッテツ
DOOGEE S86 Proの付属品一覧
タフネススマホなのでケースは付属していませんでしたが、代わりに予備のフィルムとストラップが付属していました!
イッテツ
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DOOGEE S86 Proの性能をチェック!
6.1インチ1560×720(HD+)ディスプレイ搭載
DOOGEE S86 Proには6.1インチディスプレイが搭載されておりますが、残念ながら画面解像度は「1560×720(HD+)」です。
また上部には流行りの「水滴型ノッチ」が採用されているため、画面占有率はそこそこ高いかも。
カメラはトリプル構成だけどメモレベル
DOOGEE S86 Proは3つのレンズを搭載するトリプルカメラ仕様が採用されております。
ただし画質は並以下で、あくまで画像メモとして保存できるレベルの画質でした。というわけで今回は外で写真撮影しませんでした(;´・ω・)
DOOGEE S86 Proは「広角撮影」と「ポートレート撮影」に対応しております。
ノーマル撮影 |
---|
広角撮影 |
広角撮影はイイ感じに使えましたが、ポートレート撮影は使い物にならなかったので注意。周りをぼかすのではなく周りが白くなるだけでした。
というわけでDOOGEE S86 Proのカメラは、
あくまで「広角撮影ができるメモ用レベルのカメラ」です。
Helio P60搭載でAnTuTuベンチマーク21万(ver9)
DOOGEE S86 ProはチップセットにHelio P60が搭載されており、AnTuTu9のベンチマークスコアは210978を記録しています。
タフネススマホの中では、そこそこ高いスコアです。ただしVer9はVer8と比べてスコアが高くなる傾向にあるので、Ver8だったら18万ぐらいになるかと思われます。
ROM128GBで初期容量は119.5GB
DOOGEE S86 Proのストレージは128GBですが、はじめからシステムで8.5GBほど使われています。なので実際に使える容量は119.5GBほどです。
DOOGEE S86 Proのサイズ感や重量
DSDV対応だがトリプルスロットではない
DOOGEE S86 Proの対応バンドと使える回線
DOOGEE S86 Proの対応バンドは以下の通り。
4G | FDD-LTE:B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28A / 28B / 66 |
---|---|
3G | W-CDMA:B1 / 2 / 4 / 5 / 8 |
DOOGEE S86 Proはドコモで使える〇
DOOGEE S86 ProはB1/3/19に対応しているので、ドコモ回線で快適に使えます。
DOOGEE S86 Proはソフトバンクで使える〇
DOOGEE S86 ProはB1/3/8に対応しているので、ソフトバンク回線で快適に使えます。実際にワイモバイルSIMを装着したところ、自動APNでインターネットに接続できました!
DOOGEE S86 Proはau・UQで使えない△
DOOGEE S86 Proはau回線に重要なB1/26には対応しておりますが、B18には対応しておりません。接続はできますが、不安定かもしれません。
DOOGEE S86 Proは楽天モバイルで使える△(要設定)
DOOGEE S86 Proは楽天モバイルの自社回線B3に対応しているので、自社回線エリアであれば快適に通信できます。ただしSIMを装着するだけだと接続できないので注意。
DOOGEE S86 Proで楽天モバイルを使おうとしている方は「VoLTE化」と呼ばれる設定を行ってください。下記参考リンクです。
後日DOOGEE S86 Proに楽天SIMを装着して設定してみましたが、無事接続できました(*´▽`*)
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DOOGEE S86 Proの良いところ
DOOGEE S86 Proの良い所や選ぶメリットを紹介します。
赤外線センサーで体温が計れる
DOOGEE S86 Proの最大の特徴は「体温計機能」です。
ホーム画面にある「Thermometer」で体温を計ることができます。ただし距離が遠すぎると数値にバラつきが出ました。なるべくおでことの距離を縮めて測定してください。
タフネススマホだけど性能がそこそこ良い
DOOGEE S86 ProはチップセットにHelio P60が搭載されており、AnTuTu9のベンチマークスコアが21万ほどあります。これはあくまでミドルクラス程度のスコアではありますが、タフネススマホの中では比較的高い方です。
これだけのスコアがあれば普段使いは快適ですし、動画の視聴なども問題ないはずです!
8500mAhの大容量バッテリー搭載
DOOGEE S86 Proはなんと8500mAhの大容量バッテリーが搭載されております。最近スマ情でレビューしたタフネススマホのバッテリー容量は下記の通り。
DOOGEE S86 Pro | 8500mAh |
---|---|
OUKITEL WP5 | 8000mAh |
Ulefone Armor X5 Pro | 5000mAh |
OUKITEL WP8 Pro | 5000mAh |
Ulefone Armor 8 Pro | 5580mAh |
UMIDIGI BISON | 5000mAh |
バッテリー容量がそのままバッテリー持ちの良さというわけではありませんが、それでも8500mAhもあれば、そこらのスマホよりは長持ちでしょう。
DOOGEE S86 Proの悪いところ
逆にDOOGEE S86 Proの悪い所やデメリットを紹介します。
画面解像度が1560×720(HD+)
DOOGEE S86 Proは画面解像度が1560×720(HD+)です。
タフネススマホはHD+が多いですが、しっかりとFHD+を搭載したモデルも存在しています。ライバル機のUMIDIGI BISONがFHD+だったので、できればFHD+欲しかったところですね。
しかしディスプレイ上部に水滴型ノッチが採用されているのは良いですね。格安のタフネススマホは極太ベゼルが多いですから。
USBケーブルが挿しにくい(製品による)
DOOGEE S86 ProはUSBポートは周りがちょっと狭いので、製品によっては上手く接続できないかもしれません。
ケーブルのこの部分が当たってしまうので、奥まで接続できない場合があるのです。一応軽くは接続できるので充電も転送もできますが、少しケーブルが動くと外れてしまいます。
分厚すぎる
タフネススマホは端末サイズが大きくて分厚いモデルばかりです。そしてDOOGEE S86 Proの厚みは16.8ミリです。さすがにタフネススマホとしても分厚すぎるレベルです。
8500mAhもの大容量バッテリーが搭載されているので、ここまで分厚くなっているのだと思いますが、、人によっては大きなデメリットとなりそうですね。
2.4GHz帯でテザリングが利用できない
DOOGEE S86 Proは2.4GHz帯でテザリングが利用できません。
5.0GHz帯であれば利用できるので、5.0GHz帯に対応したモデルが必要になります。正直そこまで痛手でもありませんが、間違いなくデメリットではありますね(;´・ω・)
DOOGEE S86 Proの開封レビューまとめ
というわけでDOOGEE S86 Proを開封レビューしてみました。
DOOGEE S86 Proは動作性能がそこそこ良い、大容量バッテリーを搭載したタフネススマホです。
デメリットとして紹介した3つは非常に惜しいポイントではありますが、それでもやはり8500mAhもの大容量バッテリーを搭載しているのは大きなアドバンテージです!
もし大容量バッテリーを搭載したタフネススマホを探している方がいれば、ぜひ今回のDOOGEE S86 Proを検討してみてください!