この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、イッテツ(@smartttphone)です。
先日スマ情で購入したRedmi Note 9Sが防水対応だったのですが、カタログには「P2i撥水ナノコーティング」と書かれていました。
まさに上記のような疑問が生まれたので、今回は徹底的に調査してみました!!
- P2i撥水ナノコーティングとは何なのか
- P2i撥水ナノコーティングとIP68の違い
- P2i撥水ナノコーティングはどの程度水を防ぐのか
ちなみにP2iに対応したRedmi Note 9Sを開封した時のレビュー記事もあるので、興味のある方はそちらもチェックしてみて下さい!
イッテツ
IIJmio
超お得な乗り換えセール開催中
2月3日までの期間限定なのでお早めに!!
P2i撥水ナノコーティングとは?
そもそもP2iって何なんだって話ですが、「P2i」はイギリスに本社を置く技術開発の企業のことです。
P2iはボーダーレス企業です。当社の本社は英国にあり、本社で研究開発や機械の製造、サービスおよびサポート、加工および業務管理を行っています。また、P2iは中国にアプリケーションセンターを有しており、当社の技術は全世界の工場で実装されています。
出典:https://www.p2i.com/jp/
上記のマップを見ればわかるように、中国やインドなどアジアを中心にグローバル展開しています。
そんなP2iの主な技術が電化製品への撥水ナノコーティングです。
そして撥水ナノコーティングを分解してみると以下のようになります。
- 撥水⇒水を弾くこと
- ナノ⇒10億分の1を表す単位
- コーティング⇒物体の表面を定着可能な物質で覆うこと
つまりP2i撥水ナノコーティングとは、水を弾く物質を細かくコーティングするP2iの技術のことです!
<スポンサーリンク>
P2i撥水ナノコーティングって大丈夫なの?
結局本題はコレですよね。P2i撥水ナノコーティングはしっかりと防水の役割を果たしてくれるのかってところ。
結論を言ってしまうとしっかりと水の侵入を防いでくれます!
こちらの動画をご覧ください。
こちらはP2i撥水ナノコーティング対応の「Redmi Note 9S」です。かなり思い切って水に突っ込んでいますが、問題なく動作しているのが分かります。
P2i撥水ナノコーティングとIPの違い
P2i撥水ナノコーティングとIP規格はどちらが耐水性能が高いのか、気になりますよね。こちらはP2iの公式サイトにあった一文です。
深さ2メートルを超える水に30分以上浸かるという事故が起きても、デバイスはちゃんと機能し続けます。
一方のIP規格の等級7、等級8の内容とテスト方法が以下の通り。
等級 | 保護性能 | テスト内容 |
---|---|---|
IPX7 | 既定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない | 水面下15センチ~1メートル 30分間 |
IPX8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
P2iの「深さ2メートルを超える水に30分以上浸かる」という文言と、IP規格における等級7(IPX7/IP67)のテスト方法「15センチ~1メートル 30分間」を見る限りでは、P2iはIPX7と同等かそれ以上の保護性能を持っている事になります。勝手な解釈ですが、以下のような感じですかね?
- IPX8 > P2i > IPX7
また忘れてはいけないのが「防塵」の存在です。IP規格の数字は以下のような組み合わせになっています。
IPX7やIPX8は防水のみの対応となっておりますが、IP67やIP68はチリやホコリを防ぐ防塵機能にも対応しているというワケです。
参考:スマホでよく聞く防塵(ぼうじん)とは?防水との違いや必要性は?
<スポンサーリンク>
まとめ
P2i撥水ナノコーティングは、動画を見る限りしっかりと浸水を防いでいました。
単純な耐水性能はしっかりとしているので問題ありませんが、IP規格と違って「防塵」には対応していないのが注意したいところ。