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Ulefoneのタフネススマホ「Ulefone Armor 8 Pro」は、楽天モバイルの自社回線「B3」とauのパートナー回線「B18」に対応しております。
B1/ 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 66
しかしUlefone Armor 8 Proは楽天モバイルの動作確認済リストに載っていないので、実際に通信できるかどうか分かりません。
というわけで今回は実際に楽天モバイルSIMを装着して、Ulefone Armor 8 Proが楽天モバイルの回線に繋がるかどうかを検証してみました!
Ulefone Armor 8 Proで楽天モバイルを使おうとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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結論:設定すればUlefone Armor 8 Proで楽天モバイルが使える
結論から言うと、Ulefone Armor 8 Proで楽天モバイルを使うにはある設定が必要です。まず何も設定せずに楽天モバイルSIMを挿入してみると、、
楽天SIMを装着してAPNを見てみると、しっかりとアクセスポイントが表示されています。 | |
しかし表示されているAPNに接続してもインターネットが利用できませんでした…。 |
このように、Ulefone Armor 8 Proを購入して「楽天モバイルSIMを装着しても接続できない!」と落ち込んでいる人は安心してください。この後紹介する設定を行う事で、無事インターネットに接続できるようになりますので!
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Ulefone Armor 8 Proで楽天モバイルに接続するための設定手順
Ulefone Armor 8 ProにはMediaTek社のチップセット「MediaTek Helio P60」が搭載されております。MediaTek社のチップセットを搭載したスマホは楽天モバイルと相性が悪いので、「VoLTE化」と呼ばれる設定を行わないと楽天回線に繋がらないのです。
過去にUMIDIGIのスマホを使ってVoLTE化の手順を紹介したことがあります。基本的にはそれと同じ手順になります。すこしUlefone Armor 8 Proと項目の名称や手順などが違いますが、こちらの記事では1つ1つの手順をスクショ付きで解説しているので、うまく設定できない方はこちらの記事もチェックしてみてください。
1.APNの設定
- 「設定」から「ネットワークとインターネット」を開く
- 「モバイルネットワーク」からAPN設定へ
- 「楽天モバイル」のAPNを追加
- 「ims」のAPNを追加
まずは楽天モバイルのAPNを2つ追加します。ただしUlefone Armor 8 Proの場合はすでにAPNが追加されているので、中身を編集するだけでオッケーです。
①楽天モバイルのAPNを作成 | |
---|---|
名前 | 何でもOK |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl,tether |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
ベアラー | LTE |
POPタイプ | IPv4/IPv6 |
編集した後はしっかりと「保存」してくださいね。続いてimsの追加です。
②imsのAPNを作成 | |
---|---|
名前 | ims |
APN | ims |
MNC | 11 |
APNタイプ | ims |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
ベアラー | LTE |
2つのAPNが追加(編集)できたら、続いて「エンジニアリングモード」の設定を行っていきます。ただしエンジニアリングモードに繋がるためには「開発者モード」をオンにする必要があります。
2.開発者モードを有効化
- 「設定」を開く
- 下の方にある「デバイス情報」を開く
- 一番下の「ビルド番号」を連続タップ
無事に開発者モードを有効化できたら「これでデベロッパーになりました!」と表示されます。
3.エンジニアリングモードの起動
- アプリ「MTK Engineering Mode」をインストールする
- 電話で特定コード(*#*#3646633#*#*)を入力する
いずれかの手順で「エンジニアリングモード」を起動します。
▲エンジニアリングモードに入れたら色々とネットワークの設定が可能です。
4.エンジニアリングモードでの設定
- 「MTK Settings」を開く
- 「Network Selecting」を開く
- 「SIM1」を開く(SIM2に挿しているならSIM2を選ぶ)
- 「set preferred network type」を「LTE Only」に切り替える
- 「MTK Settings」に戻って「ims」を開く
- 「sim1 : Primary Card」を開く(SIM2に挿しているならSIM2を選ぶ)
- 「VOLTE Setting」の「CMW500 setting」を選んで「SET」をタップする
- 1つ前の設定に戻って「Misc Feature Config」を開く
- 「hVolte」を開く
- 「hVolte」をタップする
設定が上手くいっていれば、上部メニューにHDのマークが出現します。これでインターネットも通話もできます!
再起動でリセットされてしまうので注意
ちなみに今回の設定は、端末の再起動・機内モードの切り替えでリセットされてしまいます。
ワイヤレスアップデートなんかを行うと自動で端末が再起動されてしまいますが、その時ももちろんリセットされます。厄介な仕様ではありますが、そもそも楽天公式で動作確認が取れていない端末なので、受け入れるしかありません。
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ちなみにワイモバイルは普通に繋がった
ワイモバイルSIMを持っていたので、ついでにこちらも検証してみました。
普通に自動APNでワイモバイルを選ぶことができて、そのまま普通に接続できました。ソフトバンク系の回線での利用を検討している方はも安心してください!
DSDV(4G+4Gの同時待ち受け)も使えた
ちなみにUlefone Armor 8 ProはSIM2枚差しの同時待ち受けにも対応していました。
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まとめ
というわけでUlefone Armor 8 Proで楽天モバイルが使えるかどうかを検証してみました。結果は「設定すれば使える」でした。
楽天モバイル用にUlefone Armor 8 Proをいかがでしょうか(*´▽`*)