最近よくSIMフリー界隈で取り上げられるのはXiaomiやOPPOなどと言ったコスパが売りの中国メーカーです。
Redmiシリーズなんかを見ても、他メーカーのスマホだと3万円は超えるであろうモデルが2万円以下で売られていたりするので、注目されるのも当然ですよね。
しかし筆者は、XiaomiやOPPOが日本で取り扱われる前に人気のあった「モトローラ」というメーカーが好きです。
モトローラはLenovo傘下のスマホブランド(元々はアメリカメーカー→2014年にモバイル事業売却)ですが、独特な「ハローMoto!」という起動音や、いろんな動作が呼び出せる「Motoアクション」など、他のAndroidスマホにはない独自機能が搭載されています。
最近では2万円から3万円ぐらいのお手頃価格のスマホをよく販売しているので、そこまで性能の高くないスマホを探している方に、ぜひおすすめしたいメーカーです。
というわけで今回は、筆者の勝手な基準でモトローラスマホのおすすめ端末ランキングを紹介します。
タップできる【目次】
モトローラスマホはハイスペックモデルが少ない
先にお伝えしておくと、モトローラスマホはハイスペックモデルが少ないです。最近ようやく「moto g100」というハイスペックモデルが日本で発売されましたが、それ以前は低スペック~中スペックのモデルばかりでした。
もし高性能なスマホを探しているのであれば、moto g100を選ぶか、他のメーカーを選択肢に入れる必要があるので、その点は注意しておいてください。
※追記※ edge20シリーズも登場。こちらもそれなりにハイスペックです!
逆にハイスペックではなくコスパ重視・価格の安さ重視でスマホを探している方がいれば、今回のモトローラスマホは種類が豊富なのでおすすめです!
その辺りの事情をふまえて、モトローラのおすすめ機種をランキング形式で紹介していきます!
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AnTuTuベンチマークスコアについて
スマホを比較する上で重要な「AnTuTuベンチマークスコア」というものがあります。
これはスマホの動作性能をスコア化してくれるアプリの名前のことで、スマホを比較するときにある程度の指標となります。この記事でも度々登場しますが、「性能を表す数値」と思って参考にしてみてください。
モトローラのおすすめスマホランキング
というわけでコスパや扱いやすさ重視でランク付けしてみました。人によって好みが異なるのであくまで参考程度に。
1位.edge 20
チップセットにSnapdragon 778Gが搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは50万前後を記録しています。
144Hzリフレッシュレート対応の有機ELディスプレイや10800万画素レンズの搭載が特徴の5万円スマホです。価格は高いですがおすすめです!
発売 | MOTOROLA/2021年10月 |
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動作性能 | Snapdragon 778G/6GBRAM AnTuTu:50万 |
ストレージ | 内部128GB/外部非対応 |
ディスプレイ | 6.7インチ/2400×1080 FHD+ |
カメラ | 背面10800万+1600万+800万画素 前面3200万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 163 × 76 × 6.99 mm/163 g |
カラー | フロストオニキス |
参考価格 | 50,000円前後 |
2位.edge 20 fusion
チップセットにDimensity 800が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは35万前後を記録しています。
edge 20から動作性能・リフレッシュレートがダウンしている代わりに価格が1万円ほど安く設定されております。
発売 | MOTOROLA/2021年10月 |
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動作性能 | Dimensity 800U/6GBRAM AnTuTu:35万 |
ストレージ | 内部128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.7インチ/2400×1080 FHD+ |
カメラ | 背面10800万+800万+200万画素 前面3200万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 166 × 76 × 8.25 mm/185 g |
カラー | エレキグラファイト |
参考価格 | 40,000円前後 |
3位.moto g100
チップセットにSnapdragon 870が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは65万前後を記録しています。
最新の最上位シリーズが採用されているだけあって、動作性能が半端ないハイスペックスマホとなっております。他のモデルと違って3D系の重いゲームアプリなんかもサクサク動くレベル。
ハイスペックモデルをお探しの方におすすめです。
発売 | MOTOROLA/2021年5月 |
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動作性能 | Snapdragon 870/8GBRAM AnTuTu8:65万 |
ストレージ | 内部128GB/外部1TB |
ディスプレイ | 6.7インチ/2520×1080 FHD+ |
カメラ | 背面6400万+1600万+200万画素 前面1600万+800万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 168.4 × 74 × 9.7 mm/215 g |
カラー | ダークパール パステルスカイ |
参考価格 | 58,800円(税込) |
4位.moto g8 power
チップセットにSnapdragon 665が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは18万前後を記録しています。
moto g8 powerはバッテリー持ちが優秀なミドルクラスです。普段使いであれば快適に使えるので、普段使いのユーザーにおすすめです。なんだかんだ低スペックの中ではバランスが良い方ですし、筆者も実際にサブ機として愛用していましたが、サブ機としては一切不満なく使えました。
発売 | MOTOROLA/2020年4月 |
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動作性能 | Snapdragon 665/4GBRAM AnTuTu8:18万 |
ストレージ | 内部64GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.36インチ/2300×1080 FHD+ |
カメラ | 背面1600万+800万+800万+200万画素 前面1600万画素 |
通信(4G) | B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 |
通信(3G) | B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 158 × 75.9 × 9.6 mm/197 g |
カラー | スモークブラック カプリブルー |
参考価格 | 32,800円 |

5位.moto g50 5G
チップセットにDimensity 700が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは30万前後を記録しています。
5G対応の3万円スマホです。画面解像度がHD+なのでかなり省エネです。
発売 | MOTOROLA/2021年10月 |
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動作性能 | Dimensity 700/4GBRAM AnTuTu8:30万 |
ストレージ | 内部128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.5インチ/1600×720 HD+ |
カメラ | 背面4800万+200万+200万画素 前面1300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 167 × 76.4 × 9.26 mm/206 g |
カラー | テンダーグリーン メテオグレイ |
参考価格 | 30,000円前後 |
6位.moto g30
チップセットにSnapdragon 662が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは18万前後を記録しています。
こちらは低スペック・低価格ながらにリフレッシュレート90Hzに対応した珍しいスマホです。moto g8 powerと同じ5000mAhの大容量バッテリーが搭載されていますが、残念ながら画面解像度がHD+止まり。
moto g30をざっくりと言ってしまえばspan style=”font-weight: bold;”>「画面を滑らかにスクロールができる低価格スマホ」です。
通常のスマホよりも画面が見やすいですし動作性能もそこそこなので、moto g8 powerに次いで「普段使いのユーザー」におすすめの機種となっております。
発売 | MOTOROLA/2021年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 662/4GBRAM AnTuTu8:18万 |
ストレージ | 内部64GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.5インチ/1600×720 HD+ 90Hz |
カメラ | 背面6400万+800万+200万+200万画素 前面1300万画素 |
通信(4G) | B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 |
通信(3G) | B1 / 2 / 5 / 8 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 165.2 × 75.7 × 9.1 mm/200 g |
カラー | ダークパール パステルスカイ |
参考価格 | 25,800円(税込) |
- 現在開催中のキャンペーン無し
7位.moto g10
チップセットにSnapdragon 460が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは12万前後を記録しています。
こちらはmoto g30よりもさらに低スペックですが、moto g30よりも価格が4,000円も安く設定されています。「moto g30ほどの性能は必要ない」「とにかく安いモデルが欲しい」なんて方におすすめです。
発売 | MOTOROLA/2021年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 460/4GBRAM AnTuTu8:12万 |
ストレージ | 内部128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.5インチ/1600×720 HD+ |
カメラ | 背面4800万+800万+200万+200万画素 前面800万画素 |
通信(4G) | B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 |
通信(3G) | B1 / 2 / 5 / 8 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 165.2 × 75.7 × 9.1 mm/180 g |
カラー | オーロラグレイ サクラパール |
参考価格 | 21,800円(税込) |
- 現在開催中のキャンペーン無し
8位.moto g8 plus
こちらもチップセットにSnapdragon 665が搭載されているため、AnTuTuベンチマークスコアは18万前後を記録しています。
こちらは動画撮影用に手振れ補正付きのアクションカムが搭載された珍しいモデル。少し割高なのでアクションカムに興味が無ければ別モデルを選びましょう。
発売 | MOTOROLA/2020年3月 |
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動作性能 | Snapdragon 665/4GBRAM AnTuTu8:18万 |
ストレージ | 内部64GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.3インチ/2280×1080 FHD+ |
カメラ | 背面4800万+1600万+500万画素 前面2500万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
サイズ | 158.4 × 75.8 × 8.27 mm/188 g |
カラー | コズミックブルー ポイズンベリー |
参考価格 | 38,800円 |

9位.moto g8 power lite
チップセットにHelio P35が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは10万前後と低スコア。画面解像度がHD+なのとUSBがmicroUSBなのが残念ですが、価格は2万円前後とかなり安いです。ぶっちゃけmoto g10の方がおすすめ。
発売 | モトローラ/2020年9月 |
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動作性能 | Helio P35/4GBRAM AnTuTu8:10万 |
ストレージ | 内部64GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.5インチ/1600×720 HD+ |
カメラ | 背面1600万+200万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
サイズ | 164.9 × 76.8 × 9.2 mm/200 g |
カラー | ロイヤルブルー ポーラブルー |
価格 | 2万円前後 |
現在開催中のキャンペーン無し

10位.moto g PRO
こちらもチップセットにSnapdragon 665が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは18万前後です。
スペックはmoto g8 powerやmoto g8 plusとほとんど同じですが、タッチペンが収納できるので便利です。もちろんその分価格は高め。
発売 | モトローラ/2020年10月 |
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OS | Android 10 |
動作性能 | Snapdragon 665/4GBRAM AnTuTu:18万 |
ストレージ | 内部128GB/外部512GB |
ディスプレイ | 6.4インチ/2300×1080 FHD+ |
カメラ | 背面:4800万画素 + 1600万画素 + 200万画素 前面:1600万画素 |
バッテリー | 4000mAh |
防水防塵 | – |
おサイフケータイ | – |
通信 | 4G:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41/B66 3G:B1/B2/B4/B5/B8/B19 |
サイズ | 158.55 × 75.8 × 9.2 mm/192 g |
カラー | ミスティックインディゴ |
参考価格 | 35,800円 |
開催中のキャンペーン無し
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国内で販売されているモトローラスマホ
端末名 | 発売時期 |
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motorola edge 20 | 2021年10月 |
motorola edge 20 fusion | 2021年10月 |
moto g50 5G | 2021年10月 |
moto g100 | 2021年5月 |
moto g30 | 2021年3月 |
moto g10 | 2021年3月 |
moto e7 power | 2021年2月 |
moto e7 | 2021年2月 |
moto g9 play | 2020年10月 |
moto G PRO | 2020年10月 |
moto g8 power lite | 2020年9月 |
moto e6s | 2020年9月 |
moto g8 power | 2020年5月 |
moto g8 | 2020年5月 |
moto g8 plus | 2020年3月 |
moto g7 plus | 2019年6月 |
moto g7 | 2019年6月 |
moto g7 power | 2019年6月 |
moto z3 play | 2018年10月 |
moto g6 plus | 2018年6月 |
moto e5 | 2018年6月 |
moto g6 | 2018年6月 |
Moto X4 | 2017年10月 |
Moto G5s | 2017年10月 |
Moto G5s | 2017年10月 |
Moto G5s Plus | 2017年10月 |
Moto Z2 Play | 2017年6月 |
Moto G5 Plus | 2017年3月 |
Moto G5 | 2017年3月 |
Moto Z Play | 2016年10月 |
Moto Z | 2016年10月 |
Moto G4 Plus | 2016年7月 |
Moto X Play | 2016年3月 |
MOTOROLA RAZR M | 2012年10月 |
MOTOROLA RAZR | 2012年3月 |
MOTOROLA PHOTON | 2011年10月 |
これまでに色んなモデルが販売されてきましたが、今選ぶなら今回ランキングで紹介したような新しいモデルをおすすめします。
まとめ
モトローラのスマホは価格が安くて性能の低いモデルが多いです。
もっとハイスペックなモデルを探している方は、g100を選ぶか、モトローラ以外のスマホを選びましょう。逆に価格の安さを重視してスマホを探しているのであれば、今回のランキングを参考にしてみてください!