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【UMIDIGI A7S レビュー】格安低スペックスマホ。おすすめはしない。

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最近Amazonのスマホ売れ筋ランキングを見ていたら、ランキング上位に「UMIDIGI A7S」がランクインしていました。

UMIDIGIはスマ情でも何度か紹介していますが、なんと言っても価格の安さが売りの中国メーカーです。今回のUMIDIGI A7Sも1万円ぐらいで買える超格安モデルなので、先日開封したOUKITEL C21moto e6sなどの競合にあたります。

今回はそんなUMIDIGI A7Sを購入したので、開封レビューしてみました。1万円前後の格安モデルをお探しの方はぜひチェックしてみてくださいね!

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UMIDIGI A7Sは低スペックスマホなので注意

UMIDIGI A7Sは低スペックスマホなので注意

先にお伝えしておきたいのですが、UMIDIGI A7Sは低スペックスマホなので動作が重いです。後ほど画像付きで紹介しますが、実際に測定したAnTuTuのベンチマークスコアは46000と超低スコア。

筆者が実際に使ってみて「画面の切り替わりが遅すぎる!」と感じたので、スマホをよく使うヘビーユーザーにはおすすめできません。

UMIDIGI A7Sは下記2パターンの人にのみおすすめ。

  • スマホをあまり使わない人
  • サブスマホを探している人

UMIDIGI A7Sは1万円ちょっとで買える超格安スマホです。上記のような方の中でなるべく安い方がいいという方におすすめです。

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UMIDIGI A7Sのスペック

UMIDIGI A7S

UMIDIGIスマホは日本でも多くのモデルが販売されており、技適マークが付いている海外スマホなので、国内でも気兼ねなく使えます。UMIDIGIについては「UMIDIGIスマホはどこの国のメーカー?評判は良いのか?」こちらの記事で解説していますが、中国の格安スマホメーカーです。さすがに今回のUMIDIGI A7Sほど安いモデルは稀ですが、1万円~3万円ぐらいで買えるスマホが多くラインナップされています。

UMIDIGI A7Sの主なスペック

  • 発売 : 2020年8月
  • OS : Android 10 Go
  • CPU : MediaTek MT6737
  • RAM : 2GB
  • ROM : 32GB
  • 外部ストレージ : 128GB
  • ディスプレイ : 6.53インチ、液晶、1600×720(HD+)、20:9、水滴型ノッチ
  • カメラ : 背面1300万+800万+200万画素、前面800万画素
  • バッテリー : 4150mAh、10W
  • 機能 : USB Type-C、Wi-Fia/b/g/n、DSDV、トリプルスロット、顔認証
  • 対応Band(4G):B1/2/3/4/5/7/8/17/18/19/20/28/40/41
  • サイズ・重量 : 77.14 × 164 × 9.45 mm、195g
  • カラー : スカイブルー、ピーコックグリーン、グレー
参考リンク

UMIDIGI A7Sの価格や購入方法

UMIDIGI A7Sの海外販売価格は100ドル前後で、日本のAmazonでは13,000円ほど。Banggoodならより安く入手できるのでおすすめです。

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※端末が到着するまで1~2週間かかります。

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【いざ開封!】UMIDIGI A7Sの外観レビュー

UMIDIGI A7Sのパッケージ

早速届いたUMIDIGI A7Sを開封レビューしていきます!

UMIDIGI A7Sの本体細部

UMIDIGI A7Sのパッケージ裏面

パッケージの裏面にはスペック詳細が記載されています。

UMIDIGI A7Sのパッケージを開封

パッケージを開封するとUMIDIGI A7Sの本体が登場。

UMIDIGI A7Sの本体

取り出すとこんな感じで初期フィルムが貼られており、主な特徴が記載されております。

UMIDIGI A7Sの本体裏

裏面はこんな感じ。こちらにも初期フィルムが貼られており、純正ケースも装着されています。

UMIDIGI A7Sの本体裏2

初期フィルムとケースを外してみました。よく見ると波紋状に細かい線が入っています。値段を考えると素材はプラスチックだと思いますが、かなりメタリックな見た目・手触りとなっているので、デザインの第一印象はかなり良い感じ。

UMIDIGI A7Sの右側面

右側面には「ボリュームボタン」「電源ボタン」が配置されています。

UMIDIGI A7Sの左側面

左側面には「SIMトレイ」「スマートキー」が配置されています。スマートキーは設定からいろんなアプリや動作を割り当てる事ができる便利な機能です。

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シングルタップ、ダブルタップ、長押しの3種類に割り当てられます。

UMIDIGI A7Sの底面

底面には「スピーカー」「USBポート」が配置されています。USBはType-C採用。

UMIDIGI A7Sの上面

上面には「イヤホンジャック」が配置されています。最近はイヤホンジャック非搭載のモデルもありますが、個人的にはイヤホンジャック必須派。

UMIDIGI A7Sの外観は以上です。とくに変わったところはありませんが、デザインはそこそこ好印象。競合機にあたるOUKITEL C19やC21よりも気に入りました。
またサイドに配置されているスマートキーは使い勝手が良さそうでイイ感じですねー。

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UMIDIGI A7Sの付属品一覧

UMIDIGI A7Sの付属品

UMIDIGI A7Sに同梱されている付属品を紹介します。まず本体下にこちらの箱が入っていました。

UMIDIGI A7Sの付属品2

中身は「取扱説明書」「SIMピン」です。

SIMピン

SIMピンはシンプルな造り。

取り扱い説明書

取扱説明書は日本語でも記載されています。

本体底のパッケージ

パッケージ底には「ACアダプター(充電器)」「USBケーブル(A to C)」が入っていました。

ACアダプター

充電器は5V2Aの10W対応。

ケーブル

ケーブルは赤黒デザインでイイ感じ。

UMIDIGI A7SはType-C採用

UMIDIGI A7Sは格安モデルですが、しっかりとType-Cが採用されているのは良いですね。まだまだ日本で販売されている格安スマホmoto e6sなんかは、従来のmicroUSBが採用されているんですよねー。

UMIDIGI A7Sは初期フィルム付き

そして見にくいかもしれませんが、液晶保護フィルムが貼られた状態で届きました。ケースも装着されていましたし、格安モデルでケース&フィルム付きはかなり有難いですね!

付属品をまとめると以下の通り。

  • UMIDIGI A7Sの本体
  • フィルム(装着済み)
  • TPUソフトケース
  • SIMピン
  • 充電器(10W)
  • Type-A to Cケーブル
  • 取り扱い説明書

UMIDIGI A7Sの純正ケースレビュー

UMIDIGI A7Sの純正ケースレビュー

TPU素材のクリアソフトケースが付属していたので、軽く紹介しておきます。

UMIDIGI A7Sの純正ケースレビュー2

背面はこんな感じ。カメラユニット周り・ボタン部分もしっかりとフィットしています。

UMIDIGI A7Sの純正ケースレビュー3

底面のスピーカーやUSBポート部分もしっかりとくり抜かれています。

ケースもフィルムも問題なく使えそうなので、とりあえずこのまま純正品を使っていこうと思います!

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UMIDIGI A7Sの性能をチェック!

UMIDIGI A7Sの性能をチェック!

というわけでUMIDIGI A7Sの細かい性能をチェックしていきましょう。

UMIDIGI A7Sのディスプレイ性能

UMIDIGI A7Sのディスプレイ

UMIDIGI A7Sは6.53インチ液晶ディスプレイが搭載されており、画面解像度は1600×720(HD+)です。最近のスマホはどれもFHD+以上が採用されていることが多いので、ここはUMIDIGI A7Sのコストカット部分になります。

ディスプレイは縦横に細かい点が敷き詰められており、その点それぞれに色が入力されることで画面を映し出す仕組みです。画面解像度は、この縦横の点の数の事です。HD+よりもFHD+の方が点の数が多いため、より細かいところまで色を表現できます。

UMIDIGI A7SとUMIDIGI A7 Pro

アスペクト比は20:9で、ディスプレイ上部には水滴型ノッチが採用されております。こちらはUMIDIGI A7 Pro(右)との比較画像。ディスプレイが縦長なので表示領域が広いですね。

ちなみにUMIDIGI A7Sの価格帯だとHD+を採用したモデルばかり!

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UMIDIGI A7Sのカメラ性能

UMIDIGI A7Sのカメラ

UMIDIGI A7Sは3つのレンズを搭載するトリプルカメラが採用されております。構成は以下の通り。

  1. 1300万画素(標準/F1.8)
  2. 800万画素(超広角120°)
  3. 200万画素(深度)

メインレンズに加えて画角の広い広角レンズ、深度測定が正確になる深度レンズが搭載されております。これによって広角撮影やポートレート撮影に対応。

何枚か適当に撮影してみました。比較用に上位モデルのUMIDIGI A7 Proでも撮影。

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UMIDIGI A7Sのカメラ性能はかなり悪いです。全体的にぼやけていますし、UIの切り替えが遅い(通常→広角とか)のでかなりストレスになりそう。

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広角撮影は問題なくイイ感じでした。

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問題はポートレート撮影ですね。。何度調整してもフォーカスが合わず、使い物になりませんでした…。

UMIDIGI A7Sのカメラはとにかくひどかった。
スマホで写真を撮る人は素直に別のモデルを探した方が良いレベル。。

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UMIDIGI A7SのAnTuTuベンチマークスコア

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UMIDIGI A7SのAnTuTuベンチマークスコアは46743です。他の格安モデルと比べてもかなりの低スコアを記録しています。

  • Redmi Note 9S 254870(Snapdragon 720G)
  • OPPO A5 2020 168746(Snapdragon 665)
  • UMIDIGI A7 Pro 106120(Helio P23)
  • moto g8 power lite 104519(Helio P35)
  • moto e6s 91575(Helio P22)
  • OUKITEL WP8 Pro 85365(Helio A25)
  • UMIDIGI A7S 46743(MT6737)
  • OUKITEL C19 45178(MT6737)

実際に使ってみるとUMIDIGI A7Sの動作はかなり重くて、何かを起動した時・カメラモードの切り替え時・ページの読み込み時などの動作がかなり遅いです。

UMIDIGI A7Sのいろんなベンチマークスコアを測定した記事があるので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
参考:UMIDIGI A7Sの実機ベンチマークスコア【AnTuTu】【Helio P60】

UMIDIGI A7Sの重量やサイズ感

UMIDIGI A7Sの重量

UMIDIGI A7Sのスペック重量は195グラムとのことですが、実測値は196.6グラムでした。196.6グラムはそれなりに高重量ですね。

UMIDIGI A7Sのケース付き重量

ちなみに純正ケース装着時は214.2グラムです。

UMIDIGI A7Sのサイズ

UMIDIGI A7Sは、縦幅164ミリ横幅77.14ミリ厚み9.5ミリです。

UMIDIGI A7SとUMIDIGI A7 Pro

こちらはUMIDIGI A7 Pro(右)との比較です。

UMIDIGI A7SとOUKITEL C21

こちらはOUKITEL C21(右)との比較です。

UMIDIGI A7S 6.53インチ 77×164 mm 197 g
OUKITEL C21 6.4インチ 76×157 mm 176 g
UMIDIGI A7 Pro 6.3インチ 75×159 mm 208 g
ディスプレイサイズが大きいこともあって、UMIDIGI A7Sはかなり大きいサイズ感と重量ですね。

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UMIDIGI A7Sは技適マークあり

UMIDIGI A7Sは技適マークあり

日本Amazonで販売されているUMIDIGIのスマホはどれも技適を通過しています。今回のUMIDIGI A7Sもしっかりと技適マークが記載されていました。

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UMIDIGI A7Sの対応バンドと使える回線

UMIDIGI A7Sの日本版対応バンドは以下の通り。

4G B1/2/3/4/5/7/8/17/18/19/20/28/40/41
3G B1/2/4/5/8

UMIDIGI A7Sはドコモで使える〇

UMIDIGI A7SはB1/3/19に対応しているので、ドコモ回線で快適に使えます。

UMIDIGI A7Sはソフトバンクで使える〇

UMIDIGI A7SはB1/3/8に対応しているので、ソフトバンク回線で快適に使えます。

UMIDIGI A7Sはau・UQ・楽天モバイルで使える〇

UMIDIGI A7Sはau回線に重要なB1/18/26の中でB1/18に対応しているため、一応au回線で使えます。また楽天モバイルの自社回線B3にも対応しているため楽天モバイルでも使えます。

UMIDIGI A7Sのメリット

UMIDIGI A7Sのメリット

UMIDIGI A7Sの良い所や選ぶメリットを紹介します。

DSDV及びトリプルスロットに対応

DSDVoyobi トリプルスロットに対応

UMIDIGI A7SはDSDVに対応しているため、SIM2枚での運用が可能です。またトリプルスロットにも対応しているため、SIM2枚と同時にSDカードも利用できます。

初期フィルムとケース付き

初期フィルムとケース付き

UMIDIGI A7Sは液晶保護フィルムとTPUケースが付属しているのでグッド。格安スマホなのでグッズにお金をかけなくて済むのはありがたいですよね!

とにかく価格が安い

そしてUMIDIGI A7Sを選ぶ一番のメリットはとにかく価格が安いことです。日本Amazonで1万円ちょっとで買えるので、予算の少ない方やサブ機を探している方におすすめ。

UMIDIGI A7Sのデメリット

UMIDIGI A7Sのデメリット

逆にUMIDIGI A7Sの悪い所やデメリットを紹介します。

動作性能が低すぎる

動作性能が低すぎる

UMIDIGI A7SはチップセットにMT6737が搭載されているので動作性能がめちゃくちゃ低いです。筆者は数日間使ってみましたが、いろんな場面でカクついたり、プチフリーズしたりして、かなりのストレスを感じました。

とはいえ動画の視聴やネットサーフィンぐらいなら普通に動くので、あまり激しい使い方をしないのであれば問題ないかも。

ディスプレイがHD+

ディスプレイがHD+

UMIDIGI A7SはHD+ディスプレイが採用されております。これはディスプレイ性能の時に説明しましたが、画面解像度の違いです。FHD+やQHD+ディスプレイの方が細かい所まで描写できるため、HD+よりも優れています。

最近のスマホはほとんどがFHD+以上なので、UMIDIGI A7SのHD+はデメリットと言えるでしょう。

バッテリー持ちが微妙

バッテリー持ちが微妙

UMIDIGI A7Sは4150mAhバッテリーが搭載されています。上記はバッテリー80%分の消耗時間を測定してくれるツールの結果です。UMIDIGI A7Sは8時間23分を記録しておりますが、これは正直微妙なスコア。

  • OPPO A5 2020(5000mAh) 22時間25分
  • Redmi Note 9S(5020mAh) 17時間54分
  • OUKITEL WP8 Pro(5000mAh) 17時間19分
  • moto g8 power(5000mAh) 17時間
  • moto g8 power lite(5000mAh) 14時間35分
  • OPPO A73(4000mAh) 10時間29分
  • moto e6s(3000mAh) 10時間14分
  • OUTEKIL C21(4000mAh) 11時間19分
  • OUTEKIL C19(4000mAh) 11時間7分
  • UMIDIGI A7S(4150mAh) 8時間23分
  • UMIDIGI A7 Pro(4150mAh) 6時間27分

上記はスマ情で過去に測定した格安モデルのバッテリー測定結果。見て分かる通り、UMIDIGI A7Sはバッテリー持ちがそこまで良くないです。

まとめ

まとめ

正直UMIDIGI A7Sは、性能が低すぎるので微妙なスマホです。

ゲーム系のアプリは厳しいですし、ちょっとした調べものをする時でもページの切り替えがカクついたりします。個人的には日本で販売されている格安スマホmoto e6sや、ワンランク上の高コスパスマホRedmi Note 9Sの方がおすすめです。気になる方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。

「動作性能が低くても関係ない!」
「とにかく安いスマホを探している!」

なんて方は、UMIDIGI A7Sを検討してみてください!

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