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DSDVのメリットはVoLTEを使ったSIM2枚運用【最強の組み合わせも紹介】

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2018年代から急増している「DSDV」と言う機能をご存じですか?

「DSDV」はDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)の上位機能として登場した新機能。基本的な使い方はDSDSと同じ「SIM2枚の同時待ち受け」ですが、少しだけ出来ることに違いがあります。

というわけで本記事ではDSDSと比べた時のDSDVのメリットやデメリットについて解説していきます。

もしスマホ1台で2つの回線・番号を使いたいと言う方がいれば、ぜひ参考にしてみてください!

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DSDVとは?

DSDVとは?

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「DSDV」はデュアルSIMデュアルVoLTEの略で、4G+4Gの同時待ち受けが出来る機能のことです。「DSDS」が3G+4Gなので、「DSDV」が上位機能とされています。

DSDVに出来ること

2枚のSIMを挿入して4G回線で同時に待ち受ける事が出来ます。つまり「4Gの音声通話SIM+4Gのデータ通信SIM」のような組み合わせで運用することが出来ます。初見の人にとって、SIMの2枚挿しはコストがかかりそうに思えますが、実際は上手く組み合わせることによって結果的に安い料金プランを実現することが出来ます。

DSDSとの違い

先ほども記載しましたがDSDVが流行る前は「DSDS」と呼ばれる下位機能が主流でした。DSDSはデュアルSIMデュアルスタンバイの略で、3G+4Gの同時待ち受けに対応した機能となっております。DSDVと違ってDSDSでは片側が3Gまでの対応となっております。

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DSDVのメリットやポイント

  1. スマホ1台でSIM2枚使える
  2. au通話が使える
  3. 通話音質が良い
  4. ハイスペックモデルが選べる
  5. 最新モデルが多い

スマホ1台でSIM2枚使える

DSDSでもお馴染みの「SIM2枚の同時待ち受け機能」が最大のメリットです。これまでガラケーとスマホの2台持ちをしていた方はDSDS対応スマホやDSDV対応スマホを選ぶことで、2枚のSIMを1台のスマホで運用することが出来ます。

au通話が使える

DSDSと比較した場合DSDVの最大のメリットは「auのVoLTE通話が使える」ところです。DSDSは片側が2G/3Gじゃないといけないので、3Gの音声通話を使う方が多いです。しかしauの3G回線(CDMA2000)は珍しい周波数なので対応端末がほとんどありません。そういった理由からDSDS運用にau通話SIMは敬遠されていましたが、DSDV機を使えば問題が解決します。

  1. DSDS機は3G+4Gの同時待ち受けしか出来ない
  2. DSDS機はauの3G通話に対応した端末が少ない
  3. DSDV機は4G+4Gの同時待ち受けが出来るので、auの4G通話が使える!

通話音質が良い

これまで説明してきた通り、DSDS機は3Gと4Gの同時待ち受け機能です。データ通信に4Gスロットを使った場合は、音声通話に3G通話を使う必要があります。
しかしDSDV機は4G+4Gの同時待ち受けが可能なので、音声通話に4Gを使うことが出来ます。4Gの通話機能と言えば「VoLTE」です。VoLTEは3G通話よりも音質が良いので、DSDV機を選ぶメリットとなります。

ハイスペックモデルが選べる

DSDS機ではハイスペックモデルが少ないので、重い3D系のゲームをプレイする人やより快適な動作を行いたいと言う人にとっては大きな問題となっておりました。
しかしDSDV対応スマホはかなりラインナップが豊富で、ハイスペックモデルもたくさん販売されています。もしSIM2枚運用をお考えの方でハイスペックモデルをお探しの場合は、DSDV機を選びましょう。

最新モデルが多い

最近登場するSIMフリースマホはDSDSではなくDSDVに対応しているモデルが多いです。ASUSやHUAWEIなどといった人気メーカーもDSDV対応スマホが多いので、こちらもまたDSDSと比べた場合のメリットと言えるでしょう。

DSDVのデメリットや注意点

  1. FOMA SIMは要注意
  2. 対応VoLTEを確認
  3. SDカードを使うにはトリプルスロットが必要
  4. バッテリー消耗が激しい

FOMA SIMは要注意

DSDV機には注意点があります。それはFOMA SIMが使えないことです。FOMA SIMを使う場合、片側のスロットが2G/3Gになっている必要があります。両スロット2G/3G/4GのDSDV機では、FOMA SIMを利用することが出来ないのです。そういった理由からデュアルSIM運用でFOMA SIMを使う場合はDSDV機ではなくDSDS機を選ぶ人も多かったです。

しかしこの問題は最近ようやく解決しまして、一部のDSDV機では利用出来ると報告されています。こちらの記事でFOMA SIMの使用報告のあるDSDV機をまとめてあるので、もしFOMA SIMを使う予定の方は参考にしてみて下さい。
参考:FOMA SIM(docomo 3G)が使えるDSDV対応スマホのまとめ

対応VoLTEを確認

DSDVの肝でもある「VoLTE通話」ですが、端末によっては対応していない場合があるので注意しましょう。「端末名 対応VoLTE」などと検索すれば情報がでてくると思うので、必ず確認しましょう。

SDカードを使うにはトリプルスロットが必要

DSDSやDSDVで運用するのであればSIMカードを2枚差し込むことになるので 2つのカードスロットが埋まってしまいます。

スマホに搭載されているデュアルSIM用の2スロットは、片方がSDカードと排他利用である場合がほとんどです。なぜならデュアルSIMを利用する方なんて限られており、ほとんどのユーザーが1枚のSIMカードで十分だからです。つまり「SIMカード1枚+SDカード1枚」を使うことが出来れば十分なのです。

デュアルSIM用の2スロットとは別にSDカード用のスロットが用意されている端末を「トリプルスロット対応スマホ」と言います。もちろんDSDSやDSDVに対応していないと意味がないので、DSDSやDSDV対応かつトリプルスロット対応のモデルを選びましょう。
参考:【2020年最新】トリプルスロットのDSDS対応スマホまとめ

バッテリー消耗が激しい

筆者はDSDS機が登場した頃から、「DSDS運用」と「シングルSIM運用」の2パターンを何度か繰り返して使っています。

そんな私が思ったDSDS・DSDVのデメリットの一つが バッテリー消耗が激しいこと です。

はじめてDSDSを使ったZenFone3では端末自体のバッテリー持ちが微妙なのかな?と思っていましたが、いろんな端末で2パターンを繰り返して使っていくうちに勘違いではないことに気づきました。当たり前ですがデュアルスタンバイでは、2枚のSIMをスタンバイしているので、1枚のSIMをスタンバイしている状態よりもバッテリーを使ってしまうのですね。

カンタンな対応策は「そもそもバッテリー持ちの良い端末を選ぶ」ですね。DSDSやDSDV対応機に限った話ではなく、SIMフリースマホは沢山のメーカーから沢山のモデルが販売されています。端末を選ぶポイントとして「大容量バッテリー」「バッテリー持ちの良さ」がありますが、DSDSやDSDV運用するのであればこれら項目の優先度を上げたほうが良いです。

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まとめ

まとめ

DSDV機は新しいモデルが多いので、最新の機能が搭載された高性能なモデルが多いです。しかもレビュー評価が高くて評判の良いモデルばかりです。「この端末はハズレだからやめておいた方がいい」みたいなモデルが無いので、その点は安心して下さい。

またDSDVを使う上で重要な回線については、記事の後半で解説した通り、楽天モバイルのキャンペーンを絡めておけば間違いないです。ぜひ検討してみてください。

2 COMMENTS

blank SmartIttetsu

>匿名様
コメント・情報提供ありがとうございます。管理人の一徹です。

ZenFone 6でもFOMA SIMつかえるんですね!メイン機をZenFone 6へと乗り換えるか検討していたところなので、貴重な情報を感謝します。SMSもエラーなく送受信出来るとのことで、安心しました。

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