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スマホの防水の種類-IPX5/7とIPX5/8の性能の違い-

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スマートフォンには防水機能を搭載したモデルが存在します。防水機能とはその名の通り「水の侵入を防ぐ機能」のことです。

そしてスマホの防水機能には、「IP」「IPX」などの記号が記載されています。今回はこのスマホの防水機能についてまとめてみました!

防水の表記「IP」とは?

「IP6/8」とか「IP67」などがスペック表の防水項目に記載されている場合があります。
これらは防水の等級を表す値でIP規格(International Protection)と呼ばれるもので、電気製品の防水・防塵性能を表す規格です。

I P 数字 数字

と表記されますが、はじめの数字が防塵の等級を表す数字、あとの数字が防水の等級を表す数字です。

IP規格の見方

例えばIP68なら、防塵等級が「6」で防水等級が「8」となります。
ちなみに「IPX8」のように前半がXになっている場合は防水のみの対応で等級が「8」と言うことになります。

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防水等級の違い

IP規格は、防塵等級が0~6、防水等級が0~8に分かれています。
対応端末それぞれの防水・防塵性能によって等級が定められます。

外来固形物に対する保護等級
(防塵等級)
等級 定義
特に保護がされていない
直径50mm以上の固形物が中に入らない
直径12.5mm以上の固形物が中に入らない
直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
粉塵が中に入らない(耐塵形)
水の侵入に対する保護等級
(防水等級)
等級 定義
特に保護がされていない
鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

「IPX5/8」「IPX5/IPX8」のように並べて表記する場合

前半と後半で防塵防水に分かれていると説明しましたが、スマホのスペック表ではIPX5とIPX8が並べて表記されている場合があります。

これは8等級が水中に沈めた場合の保護性能、5等級が噴流水からの保護性能となっており、条件が少し違うので別に表記されています。
水中に沈めた等級(7~8)と噴流水からの保護(0~6)をそれぞれを並べて表記している感じでしょうか。

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防水スマホを水没してしまった際の保障は?

防水スマホをいざ購入したので、お風呂や海で思う存分使用したが誤って水没…防水スマホなのに故障した!なんて不満を味わった方もいるでしょう。
以下例としてドコモの「防水ケータイご利用のお客様へ」を参考に。

海水をかけたり浸けたりは厳禁!海水の中でも使えません。砂浜では砂がかかった!なんて大慌てしないように注意が必要。砂の粒が詰まると浸水の原因になります。

プールの水の中では使えません。また、プールサイドでも水滴がかかった場合は、濡れたままにしないでください。濡れた手でのキャップの開閉も浸水の原因になるので注意が必要です。

イヤフォンマイクの差込口(外部接続端子)から雨などの水滴が内部に侵入すると故障の原因になります。万が一の感電やショートする恐れも。ちゃんと閉めていてもキャップや内蓋のゴムパッキンに傷がついていたり変形している場合も同様です。

石けんや洗剤のついてる手で操作。こんな使い方は故障の原因になります。もちろん、あやまって調味料がかかってしまった!なんてこともあるので注意が必要。キッチン周りではお湯、冷水などにも気をつけましょう。

このような注意分がありますので、これらのケースでの保障は可能性が低そうです。新しい端末への交換などはかなり厳しいでしょう。
上記の説明以外のケースで、
IPX5/7なのに水道水が少しかかって故障した場合などは、保障の対象になるかもしれませんね。

水道水以外が付着してしまった場合は

常温の水道水で洗い流し、必ず表面を乾いた布でよく拭いて水抜きを行った後自然乾燥させましょう。
参考:ドコモ公式

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P2i撥水ナノコーティングとの違い

IP規格とは別の防水規格「P2i」との違いについてまとめた記事があるので、興味のある方はそちらもチェックしてみて下さい!

まとめ

スマホの防水等級は「IP68」が多いですが、モデルによってはもっと低い等級の場合もあります。

「防水スマホ」だからといって安心せずに、買う前にしっかりと等級を調べておきましょう

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