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エントリーモデルとして完成度の高かった「OUKITEL C21」の後続モデル「OUKITEL C22」を、海外スマホやガジェットの通販店Banggoodから提供してもらったので開封レビューしていきます。
OUKITELは、1万円~2万円ぐらいで買える格安スマホを多数取り扱っております。今回のOUKITEL C22もBanggoodのセール時には12,000円という激安価格で販売されています。
もちろん価格が安い分スペックも低くなっているので、ある程度使えるスマホを探している方には向いていません。しかしスマホをあまり使わない人やサブ機用に安いスマホを探している人にはおすすめなので、ぜひ今回のOUKITEL C22をチェックしてみてください!
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OUKITEL C22の特徴2つ
OUKITEL C22の特徴が2つあるので、先にそれを紹介しておきます。
まずはじめに「低スペックスマホ」であるということです。
冒頭でも少しふれましたが、OUKITEL C22は価格が安い分スペックも低いです。普段使い(ネットサーフィンや動画視聴など)ですら、たまに動作が遅くなるので、これまでミドルレンジやハイスペックのモデルを使っていた方には、かなりのストレスとなるでしょう。
端末名 | AnTuTu | 価格 |
---|---|---|
OPPO A5 2020 | 17万 | 25,000円 |
moto g8 power | 16万 | 32,800円 |
UMIDIGI A9 Pro | 16万 | 22,000円 |
OUKITEL C21 | 15万 | 15,000円 |
UMIDIGI A7 Pro | 11万 | 17,000円 |
OUKITEL C22 | 10万(v9) | 12,000円 |
moto e6s | 9万 | 16,800円 |
AnTuTuのベンチマークスコアはスマホの動作性能をスコア化してくれるツールのことで、スコアが高いほどスマホがサクサク動きます。OUKITEL C22を同じランクの別モデルと比べると上記の通り。OUKITEL C22が「低価格で低スペック」なのが分かると思います。
(※C22のスコアはVer9なので若干高めになっています)
そして触れずにはいられない2つ目の特徴が「デザインがiPhoneのパクリ」だということです。
OUKITEL C22 |
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iPhone 12 mini |
こちらは疑惑のある「iPhone 12 mini」との比較画像です。
iPhone 12 miniの「タピオカレンズ」と呼ばれる特徴的なカメラレンズ、そして時代遅れの台形型ノッチ(iPhoneはいまだに台形型ノッチだが、Androidの主流は水滴型ノッチ)、そして色味も、かなり似ていますよね。
これはまあパクリと言われても仕方ないと思います。それにしても「iPhoneに似た安いAndroidスマホが欲しい!」なんてユーザーはいるのでしょうか。おそらくそういうコンセプトだと思いますが、、とりあえず日本人はそういうの好まなそうですね(´・ω・`)
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OUKITEL C22のスペック
OUKITEL C22は中国メーカー「OUKITEL」のスマホです。OUKITELは「OUKITELのおすすめスマホ7選【1万円台スマホをお探しの方は必見】」にて紹介したことがありますが、なんと言ってもエントリークラスの層が厚く、日本のAmazonでも多くのモデルが取り扱われています。そんなOUKITEL C22のスペックは以下の通りです。
- OS : Android 10
- CPU : MediaTek Helio A22
- RAM : 4GB
- ROM : 128GB
- 外部ストレージ : 256GB
- ディスプレイ : 5.86インチ、1520×720(HD+)、19:9、台形型ノッチ、60Hz
- カメラ : 背面1300万+200万+200万画素、前面800万画素
- バッテリー : 4000mAh、10W
- 機能 : microUSB、Wi-Fia/b/g/n/ac、DSDV、指紋/顔認証
- 対応Band(日本版) : B1/B2/B3/B5/B7/B8/B19/B20/B38/B40/B41
- サイズ・重量 : 150.8 × 73.7 × 8.9 mm、178g
- カラー : グリーン、ブラック
OUKITEL C22の価格や購入方法
OUKITEL C22のオフィシャルショップの発売時の価格は139ドル(約15,000円)です。日本のAmazonだと17,900円(記事執筆時)もしますが、海外スマホのセールをよく行っているBanggoodなら12,000円ぐらいで買えるのでおすすめです。
海外公式ショップ | 15,000円 |
---|---|
日本Amazon | 17,900円 |
Banggood | 11,634円 日本Amazonより6,266円も安い! |
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【いざ開封!】OUKITEL C22の外観レビュー
OUKITEL C22の本体細部
背面にガラスっぽい素材が使われていて、実際手に取ってみると、意外と質感が良くて驚きました。
12,000円とは思えないクオリティでかなりイイ感じ。だけどやっぱりiPhoneとそっくりなのが気になるw
イッテツ
OUKITEL C22の付属品一覧
OUKITEL C22の純正ソフトケース
格安スマホを買う人は安さ優先で選んでいるので、わざわざ別でフィルムを買わないといけないのは普通に痛いです。
イッテツ
OUKITEL C22の性能をチェック!
ディスプレイは5.86インチHD+
イッテツ
カメラはトリプルカメラ
OUKITEL C22 |
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OUKITEL C21 |
OUKITEL C22 |
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OUKITEL C21 |
OUKITEL C22 |
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OUKITEL C21 |
どちらも「AIオート」で撮影したのですが、前作のOUKITEL C21ではなぜかシーン識別ができていませんでした。
写真の仕上がり自体はぶっちゃけ微妙ですね。まあ格安スマホなのでカメラがショボいのは仕方のないことです。
- メインレンズ⇒1300万画素(f/2.2)
- マクロレンズ⇒200万画素(f/2.4)
- 深度レンズ⇒200万画素(f/2.4)
ちなみにOUKITEL C22のレンズ組み合わせは上記の通り。機能としては「マクロ撮影」や「プロモード」などが搭載されています。
マクロ撮影 |
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通常撮影 |
マクロ撮影は通常レンズでは、ピントが合わないような超近距離での撮影が可能になります。
イッテツ
Helio A22搭載でAnTuTuベンチマーク10万(ver9)
OUKITEL C22はチップセットにHelio A22が搭載されており、AnTuTuベンチマークは100289を記録しています。しかしVer9なので少しスコアが高めに算出されています。
同じHelio A22を搭載したOUKITEL WP5をVer8で測定したときは8万ほどだったので、恐らくOUKITEL C22も以前のバージョンで測定するとそのぐらいになるはずです。
ROM128GBだが初期容量は116GB
OUKITEL C22のストレージは128GBですが、はじめからシステムで11.15GBほど使われています。なので実際に使える容量は116.85GBほどです。
OUKITEL C22のサイズ感や重量
イッテツ
SIMサイズが合わないのでスロット1つしか使えない
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OUKITEL C22の対応バンドと使える回線
OUKITEL C22の日本版の対応バンドは以下の通り。
4G | B1/B2/B3/B5/B7/B8/B19/B20/B38/B40/B41 |
---|---|
3G | B1/B2/B5/B8 |
OUKITEL C22はドコモで使える〇
OUKITEL C22はB1/3/19に対応しているので、ドコモ回線で快適に使えます。
OUKITEL C22はソフトバンクで使える〇
OUKITEL C22はB1/3/8に対応しているので、ソフトバンク回線で快適に使えます。実際にワイモバイルSIMを装着したところ、自動APNでインターネットに接続できました!
OUKITEL C22はau・UQで使えない×
OUKITEL C22はau回線に重要なB1/18/26の中でB1にしか対応していないので、au回線で使うことができません。au回線を使ったUQモバイルなども不可。
OUKITEL C22は楽天モバイルで使えない×
OUKITEL C22は楽天モバイルの自社回線B3に対応しているので、自社回線エリアであれば快適に通信できるはずなのですが、実際に楽天モバイルSIMを装着しても接続できませんでした!
さらに「VoLTE化」の設定を行ってみたのですが、残念ながら通話ができなかったです。もしOUKITEL C22で楽天モバイルを使おうとしている方は注意してください。
参考:OUKITEL C22で楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は使える?使えない?【通話不可】
OUKITEL C22の良いところ
OUKITEL C22の良い所や選ぶメリットを紹介します。
とにかく価格が安い
OUKITEL C22はこれまでスマ情でレビューしてきた格安スマホの中でもトップクラスの安さです。
前作のOUKITEL C21よりもさらに3,000円ほど安く購入できるので、何よりも価格の安さ重視でスマホを探している方におすすめです。
ドコモとソフトバンク回線にフル対応
OUKITEL C22はB1/3/8/19に対応しているので、ドコモ回線とソフトバンク回線を快適に利用できます。中華スマホはB19に非対応な場合がありますが、今回のOUKITEL C22はしっかりと対応しています。
「ぱっと見iPhone」なAndroidスマホ
正直メリットとして挙げるか迷いましたが、このスマホを選ぶ上で避けては通れないことなので。
OUKITEL C22はiPhone 12やiPhone 12 miniの外見にそっくりです。似ている部分は記事中でも紹介した通り「カメラレンズ」と「台形型ノッチ」です。
自己満足でこの「iPhone感」を楽しむ分にはメリットなのかなと思います。しかも何気にOUKITEL C22はボディの質感が良くて安っぽさが無いのが、かなり良い!
OUKITEL C22の悪いところ
逆にOUKITEL C22の悪い所やデメリットを紹介します。
初期フィルムが貼られていない
OUKITEL C22は、はじめからソフトケースが装着されていましたが、残念ながら液晶保護フィルムは貼られていませんでした。OUKITEL C22を選ぶ人は価格の安さを重視しているはずなので、できればケースだけでなくフィルムも付属していたら良かったのですが…。
広角撮影ができない
OUKITEL C22はマクロ撮影に対応しているものの、広角撮影に対応しておりません。
正直筆者のように写真をあまり撮らない人からすればどうでもいい話なのですが、最近は格安スマホでもよく対応している機能なので、デメリットとして挙げてみました。
いまどきmicroUSBはキツイ
OUKITEL C22のUSBポートにはmicroUSBが採用されています。、最近のスマホに搭載されている「USB Type-C」と違って、microUSBは上下非対称です。USB Type-Cなら上下気にせず接続できますが、microUSBの場合はしっかりと上下を確認して接続しないといけないのでめんどくさいんですよね…。
格安スマホならではのHD+ディスプレイ
OUKITEL C22の画面解像度は1520×720のHD+ディスプレイです。
画面解像度は画面の縦横の点の数の事です。この点それぞれに色が入って画面を映し出す仕組みなのですが、点の数が多いほど、細かい所まで色を表現できるのです。
格安スマホはHD+ディスプレイを搭載していることが多いです。しかしC22の前作C21がFHD+ディスプレイを搭載していたので期待してたのですが、、残念です。
OUKITEL C22のテザリング設定
OUKITEL C22はテザリングを利用できます。テザリングを使えばネットの繋がっていない別端末でネットに繋ぐことができるので便利です。下記の記事にてOUKITEL C22のテザリング手順を解説しているので、興味のある方はそちらも参考にしてみてください。
OUKITEL C22の開封レビューまとめ
前作のOUKITEL C21の出来が良かったので期待していましたが、残念な結果になりました。
というのもOUKITEL C22は、「microUSB」や「HD+ディスプレイ」など、格安スマホならではの仕様となっております。3,000円上乗せするだけで、その辺りの機能がアップグレードされたOUKITEL C21が買えるので、個人的にはそちらをおすすめします。
逆にOUKITEL C22を選ぶメリットを考えてみましたが、、やはり「価格の安さ」と「iPhoneに似ていること」ぐらいしかありません。もちろんこの2つに魅力を感じる方にはOUKITEL C22の方がおすすめですが、そうでない方は一度OUKITEL C21のレビュー記事もチェックしてみてください。
と言いつつも、セールで12,000円で買えるのは流石に安すぎるので、価格の安いスマホを探している方は、ぜひ今回のOUKITEL C22を検討してみてくださいね!