ワイモバイルのスマホと言えば「Android One」シリーズです。
Android Oneシリーズはグーグルと各メーカーが共同で開発するスマートフォンのシリーズで、ワイモバイルではシャープや京セラなどの国産メーカーが担当しています。
ワイモバイルでスマホを契約しようとしているのなら、看板機種であるAndroid Oneシリーズをしっかりとチェックしておきましょう。
というわけで本記事ではワイモバイルのAndroid One現行モデルを比較してみました!
ワイモバイルでどの端末を選べば良いのか分からないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
タップできる【目次】
おすすめはAndroid One S8
時間のない方のために、先におすすめ機種だけ紹介しておきます。ずばりそれは「Android One S8」です。
Android One S8は全体的にバランスが良くて、価格も36,000円とお手頃。AnTuTuベンチマークスコアは15万前後なのでそこまで高くありませんが、価格を考えるとむしろコスパは優秀な部類。
2020年12月に発売した新し目のAndroid One。これからもしばらく看板機種として売れ筋となりそうです。
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Android Oneとは?
冒頭でも紹介しましたが、Android Oneシリーズはグーグルと各スマホメーカーが共同で開発するスマートフォンのシリーズです。例えば「Android One S8」の開発メーカーは京セラですが、「Android S7」の開発メーカーはシャープです。
Android Oneのメリットは?
- 最新OSへのアップデート保証
- 余計なアプリが入っていない
- 価格が安い
- 機能面が充実
最新OSへのアップデート保証
ワイモバイルのAndroid Oneでは、24ヶ月間に最低1回以上のOSアップデートの実施と、3年間の定期的なセキュリティアップデートが保証されています。これによって常に最新のAndroid OSを利用できるのが強みです。
余計なアプリが入っていない
キャリアスマホを購入した時は、様々なアプリが初めからインストールされています。自分が使わないような無駄アプリが多く入っていると端末の動作が鈍くなってしまいます。それに比べてAndroid Oneシリーズは最低限のアプリしか入っていないのでシンプルで且つ容量にも余裕ができます。
価格が安い
ワイモバイルのAndroid Oneシリーズは価格の安いモデルが多いです。ワイモバイルのスマホ料金は安いので、Android Oneシリーズを選ぶことによって、さらに格安の月額プランを組むことが可能です。
機能面が充実
キャリアスマホではお馴染みの「おサイフケータイ」や「防水防塵」に対応しているのもAndroid Oneを選ぶメリットです。
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Android Oneのスペック比較
名称 | メーカー | 発売日 | 価格 |
---|---|---|---|
Android One X5 | LG | 2018年12月 | 54,000円 |
Android One S6 | 京セラ | 2019年12月 | 23,760円 |
Android One S7 | シャープ | 2019年12月 | 26,640円 |
Android One S8 | 京セラ | 2020年12月 | 36,000円 |
S5やS3などがアウトレットで販売されていますが、恐らく在庫限りで終了だと思うので今回比較するモデルは現行の上記4機種。
動作性能(CPU・RAM・AnTuTu)の比較
名称 | CPU | RAM | AnTuTuベンチマークスコア |
---|---|---|---|
Android One X5 | Snapdragon 835 | 4GB | 20万 |
Android One S6 | Helio P35 | 3GB | 10万 |
Android One S7 | Snapdragon 630 | 3GB | 11万 |
Android One S8 | Helio P65 | 4GB | 15万 |
動作性能はSnapdragon 835を搭載したAndroid One X5が最も優れています。3D系の重いゲームアプリをプレイする方などハイスペックモデルを探している方にはAndroid One X5がおすすめです。
こちらの記事でCPUやベンチマークの目安についてまとめてあるので、興味のある方はぜひ。
参考:スマホの動作性能を示すCPU・ベンチマークの目安
保存容量(内部・外部ストレージ)の比較
名称 | 内部ストレージ (ROM) |
外部ストレージ |
---|---|---|
Android One X5 | 32GB | 512GB |
Android One S6 | 32GB | 512GB |
Android One S7 | 32GB | 512GB |
Android One S8 | 64GB | 1TB |
スマホのストレージとは、ファイルを保存できる容量のことです。「ROM」「ストレージ」「内部ストレージ」などと呼ばれています。またSDカードを使って増設できる容量のことを「外部ストレージ」と言います。Android One S8が内部外部共に大容量ストレージを搭載しているので、スマホで多くのファイルを管理したいと言う方はAndroid One S8がおすすめ。
こちらの記事でスマホで使う容量の目安やSDカードの選ぶポイントを紹介しています。
参考:スマホのmicroSDカードはどのくらいの容量が最適なのか
ディスプレイ(サイズ・解像度)の比較
名称 | サイズ | 画面解像度 |
---|---|---|
Android One X5 | 6.1 | 3120×1440 QHD+ |
Android One S6 | 5.84 | 2280×1080 FHD+ |
Android One S7 | 5.5 | 2160×1080 FHD+ |
Android One S8 | 6.26 | 2280×1080 FHD+ |
画面解像度はディスプレイの縦横の点の数のことで、この点それぞれに色が入ることによって画面が表示されます。ようするに画面解像度が高いほど、縦横の点の数が増えるので、より細かいところまで色を表現出来るのです。
解像度や縦横比についてはこちらの記事で解説しているので、興味のある方は合わせてご参考下さい。
参考:FHD?WQHD?スマホの画面解像度とは
カメラ性能(背面・前面レンズ画素数)の比較
名称 | 背面カメラの画素数 | 前面カメラの画素数 |
---|---|---|
Android One X5 | 1600万画素 | 800万画素 |
Android One S6 | 1600万画素 800万画素 |
800万画素 |
Android One S7 | 1200万画素 | 800万画素 |
Android One S8 | 1600万画素 800万画素 |
800万画素 |
Android One S6とS8のみ背面にデュアルカメラが搭載されております。しかし最近のスマホはトリプルやクアッドが多いので、ワイモバイルのAndroid Oneシリーズは比較的カメラ性能が控えめです。
バッテリー(容量・連続使用時間)の比較
名称 | 容量 | 連続通話 (FDD LTE) |
連続待ち受け (FDD LTE) |
---|---|---|---|
Android One X5 | 3000mAh | 1100分 | 420時間 |
Android One S6 | 3050mAh | 1560分 | 630時間 |
Android One S7 | 4000mAh | 2630分 | 980時間 |
Android One S8 | 4100mAh | 2170分 | 930時間 |
バッテリー容量がそのままバッテリー持ちの良さと言うわけではありません。連続使用時間はワイモバイルの公式サイトで公表されているLTE接続時のデータです。
データを見る限り、Android One S7とS8のバッテリー持ちが優れています。
対応機能(防水防塵・指紋認証・おサイフケータイ)の比較
名称 | 防水防塵 | 指紋認証 | おサイフケータイ |
---|---|---|---|
Android One X5 | 〇 | 〇 | 〇 |
Android One S6 | 〇 | 〇 | 〇 |
Android One S7 | 〇 | 〇 | 〇 |
Android One S8 | 〇 | 〇 | 〇 |
Android Oneシリーズは機能面に優れています。ラインナップすべての端末が防水防じん・おサイフケータイに対応しております。
まとめ
ワイモバイルで採用されているAndroid Oneシリーズの現行4機種を比較してみました。
はじめに言ったようにおすすめ機種は「Android One S8」ですが、よりハイスペックなモデルをお探しなのであればAndroid One X5もおすすめです。
ワイモバイルはAndroid One以外の選択肢が微妙なので、どうしてもAndroid Oneシリーズが選択肢として有力です。今回の比較内容を参考に、自分に合ったモデルを選んでみてくださいね!
イッテツ