ガジェットブロガーやYoutuberがよく紹介している「UMIDIGI」と言う海外スマホをご存じでしょうか?
国内で取り扱っているキャリアが無いので、まだまだ一般層には名前が知れ渡っていませんが、何気に海外スマホながら技適を取得している数少ないメーカーなのです。
今回はそんなUMIDIGIスマホのおすすめ機種をまとめてみました!
どのUMIDIGIスマホを買うか迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
タップできる【目次】
UMIDIGIスマホの特徴は?
UMIDIGIは技適マークこそ取得しておりますが、まだまだ日本市場に本腰を入れていません。
筆者イッテツの勝手な予想ですが、UMIDIGIはそのうち日本市場に立て続けにスマホを投入してくるのではないかと思っています。それこそ格安SIMで取り扱われたり、専売モデルとして登場したり。
2018年の「R11s」の登場から1年間で市民権を得た「OPPO」のパターンですね。
そんなUMIDIGIスマホの特徴は何と言っても「価格の安さ」です。UMIDIGIスマホの購入を検討している方は、価格の安さに惹かれたはずです。本記事ではそんな低価格帯で選択肢の多いUMIDIGIスマホを紹介していきます!
※ちなみに現在は「他の海外スマホの方がお買い得だから」という理由でUMIDIGIスマホをおすすめしていません。気になる方は後日執筆した下記の記事を参考にしてみてください。

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海外スマホの購入方法は?
Amazonで検索すれば、大量のUMIDIGIスマホが販売されています。
UMIDIGI公式がAmazonで販売している商品は、Amazon倉庫からの発送なので、すぐに受け取ることが出来ます。しかしその分、価格がやや高めに設定されています。
海外スマホはAmazonや楽天市場などのネットモールで購入するよりもEtoren.comやGearbestやAliExpressなどの輸入店で直輸入した方が安く入手できます。
アカウント登録が必要なので多少の手間はありますが、どの輸入店もガジェットが激安なので、ガジェット好きなら登録しておいて損はないと思います。
輸入店のデメリットは2つあります。
- 商品の到着が遅い
- 税金がかかる場合がある
商品の到着が遅いのは、海外からの発送なので仕方ありません。EMSやDHLなどの追跡可能な発送方法を選べば、到着が早いですが、その分送料が余分にかかってしまいます。発送方法にもよりますが10日ほどかかると思ってください。
そして16669円以上のスマホを購入した場合、商品代金の60%に輸入消費税が10%かかるので注意しましょう。
3万円のスマホを輸入するなら60%の1万8000円に対して輸入消費税が10%かかります。つまり1800円ほどの税金がとられてしまうわけですね。
海外スマホを選ぶポイント
まず分かりやすいスマホを選ぶポイントは、「動作性能」と「価格」のバランスです。
動作性能が高くて価格も高いのは当たり前のことですが、
動作性能が平均的で価格が激安だったら、それは「コスパが良い」と言うことになりますよね。
スマホを選ぶときに重要なのは、価格に見合った性能なのか、価格以上にパフォーマンスが優れているのか、を見極めることです。
もちろんそれだけではなく、
「広角撮影が使いたい!」と言う方は広角レンズを搭載したモデルが必要ですし、「バッテリー持ちが命!」と言う方は大容量バッテリーを搭載したモデルを選ぶべきです。
コストパフォーマンスも大事ですが、それ以上に自分に必要なスペックや機能を考えて選ぶことが大事です。
さらに「デザイン」「評判」「対応バンド」なども踏まえた上で、自分が納得のできるスマホに出会えたら購入しましょう!
そして海外スマホの場合、対応バンドだけは必ず確認しておきましょう。UMIDIGIスマホはほとんどのバンドに対応しているので問題なく使えると思いますが、念のため事前チェックは欠かせないように。

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UMIDIGIスマホの注意点
「UMIDIGIスマホの初期ロットは買わない方が良い」
なんて言う噂を聞いたことがあります。これはUMIDIGIスマホが搭載しているHelioシリーズが原因なのではないかと思います。
UMIDIGIスマホの多くが搭載するチップセットのHelioシリーズは、個体差があると言われています。AnTuTuのベンチマークスコアで3万や4万スコアものバラつきがあるとの情報が。
このような理由からロット単位でスコア差が生まれることがあるのかもしれません。
ちなみにAnTuTuのベンチマークスコアとは、スマホの動作性能をスコア化してくれるツールのことです。通常であればこのスコアを比較してスマホの優劣を決めたりするのですが、3万や4万もスコアにバラつきがあるのは、正直かなり痛いです。
「AnTuTuスコア15万ならお買い得だ!」と思って購入したのに実際に測定したら11万スコアだったと言うとんでもない事態になりますからね。
このあとAnTuTuのベンチマークスコア付きでUMIDIGIスマホを紹介するのですが、端末次第ではそういうバラつきがあることを理解した上で選んでくださいね。
UMIDIGIのおすすめスマホ6選
実際に日本で買えるUMIDIGIスマホを6機種紹介します。UMIDIGIスマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
UMIDIGI A13 Pro
こちらは過去に人気のあったA5 Pro、A7 Pro、A9 Proの後続機です。チップセットにHelio P60が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは16万前後です。
64GBモデルは15,000円ほどで売られているので、とにかく価格の安いモデルを探しているという方におすすめです。フルキャリアにも対応。ちなみに日本のAmazonでも買えます。
発売 | UMIDIGI/2022年3月 |
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動作性能 | UNISOC T610/4or6GBRAM AnTuTu:16万 |
ストレージ | 内部128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.7インチ/1650×720 HD+ |
カメラ | 背面4800万+800万+500万画素 前面1600万画素 |
バッテリー | 5150mAh |
通信 | 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41/66 |
サイズ | 75.7 x 168 x 8.7 mm/207 g |
参考価格 | 2.5万円前後 |

UMIDIGI A11 Pro Max
チップセットにHelio P60が搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは20万前後です。
こちらはUMIDIGI A9 Proよりも若干アップグレードされたモデルです。UMIDIGI A9 Proよりも性能の良いモデルを探している方におすすめ。
発売 | UMIDIGI/2021年8月 |
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動作性能 | Helio G80/4or8GBRAM AnTuTu:20万 |
ストレージ | 内部128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.8インチ/2460×1080 FHD+ |
カメラ | 背面4800万+1600万+200万画素 前面2400万画素 |
バッテリー | 5150mAh |
通信 | 4G:B1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /26 /28 /34 /38 /39 /40 /41 /66 |
サイズ | 167.8 x 75.6 x 8.58 mm/225 g |
参考価格 | 3万円前後 |
UMIDIGI Power5
こちらはUMIDIGI Powerの後続機で、バッテリー容量が1000mAh増量されています。CPUも「Helio P60」へと変更されているので、AnTuTuベンチマークスコアは13万前後です。200ドルぐらいで購入できるので、そこそこのコスパ。日本Amazonでも2万円ほどで購入可能。
発売 | UMIDIGI/2021年6月 |
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動作性能 | Helio G25/3or4GBRAM AnTuTu:13万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.53インチ/HD+ |
カメラ | 背面1600万+800万+500万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 6150mAh |
通信 | FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 66 |
サイズ | 164.8 x 76.8 x 9.9 mm/211 g |
参考価格 | 2万円前後 |
UMIDIGI A7S
チップセットにMT6737が搭載されているので、AnTuTuベンチマークスコアは4万前後とさらに低スコア。ただしBanggoodのセールなんかだと8,000円ぐらいで買えちゃうので、とにかく価格の安いスマホを探している方、サブ機を探している方におすすめです。
日本のAmazonだと12,000円ぐらいで売られています。
発売 | UMIDIGI/2020年8月 |
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動作性能 | MT6737/2GBRAM AnTuTu:4万 |
ストレージ | 内部32GB/外部128GB |
ディスプレイ | 5.7インチ/HD+ |
カメラ | 背面1300万+800万+200万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 4150mAh |
通信 | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 17 / 18 / 19 / 20 / 28A / 28B TD-LTE:40 / 41 |
サイズ | 77.14 × 164 × 9.45 mm/195 g |
参考価格 | 1万円前後 |

UMIDIGI BISON Pro
チップセットにHelio G80が搭載されており、AnTuTu8ベンチマークスコアは22万前後を記録。IP68/IP69Kの防水防じんに対応したタフネススマホです。クアッドカメラや大容量バッテリーが搭載されており、価格は35,000円前後。タフネススマホの割にかなり価格が安いし、動作性能もそこそこ高いので、アウトドアシーンでスマホを使う人におすすめです。
発売 | UMIDIGI/2021年7月 |
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動作性能 | Helio G80/4or6GBRAM AnTuTu:22万 |
ストレージ | 内部128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.3インチ/1080×2340 |
カメラ | 背面1600万+800万+500万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
通信 | B1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28 /34 /38 /39 /40 /41 /66 |
サイズ | 164 × 79.6 × 12.7 mm/265 g |
参考価格 | 3.5万円前後 |

UMIDIGI A11
そのうち日本版も発売されると思いますが、執筆時点では海外でしか取り扱われていませんでした。(日本Amazonでは上位モデルA11 Pro Maxが登場)
チップセットにHelio G25が搭載されており、AnTuTuベンチマークスコアは9万ほど。画面解像度がHD+というデメリットがあるので、無難に選ぶならUMIDIGI A9 Proの方がおすすめ。
価格は25,000円前後ですがセールが絡めば2万円以下で入手できそうです。
発売 | UMIDIGI/2021年5月 |
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動作性能 | Helio G25/3or4GBRAM AnTuTu:9万 |
ストレージ | 内部64or128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.53インチ/1600×720 HD+ |
カメラ | 背面1600万+800万+500万画素 前面800万画素 |
バッテリー | 5150mAh |
通信 | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28A / 28B / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
サイズ | 不明 |
参考価格 | 25,000円前後 |
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中国スマホのおすすめ機種は?
今回紹介しているUMIDIGIスマホを含んだ中国スマホのまとめ記事があるので、興味のある方はそちらも参考にしてみて下さい!

まとめ:ミドルクラスを探している方にオススメ
UMIDIGIスマホは価格の安さが特徴だとお話ししましたが、今回取り上げた機種を見ればわかるようにハイスペックモデルが存在しません。Helio P60搭載機でさえAnTuTuのベンチマークスコアが14万程度です。
UMIDIGIはやはりライト層が厚いので、ハイスペックスマホを選ぶのであれば、XiaomiやOPPOなどのスマホをチェックしてみるのもアリですよ(*´▽`*)
イッテツ