「ゲーマーにおすすめなUQモバイルのスマホを教えてほしい!」
先日このようなお問い合わせをいただきました。
UQモバイルと言えば先日、余ったデータを翌月まで繰り越せる「くりこしプラン」を発表したことで注目されているau系回線の格安SIMサービスです。
筆者のイッテツもOCNモバイルONEの前にサブ回線としてUQモバイルを利用していました。回線の調子はかなり良好で、格安SIMとは思えないほど満足度が高かったです。(OCNのセール利用のため乗り換えた)
また美人三姉妹を起用したCMが有名ですよね(*´▽`*)
というわけで今回はゲーマーでも使えるUQモバイルのおすすめ機種を紹介します。ちょっと批判的な内容になってしまいますが、個人ブロガーの一意見として参考にして頂けたら幸いです。
タップできる【目次】
UQモバイルをおすすめしない理由
衝撃的な見出しになってしまいましたが、UQモバイルのスマホを買うのはおすすめしません。なぜならUQモバイルはスマホのラインナップが微妙すぎるからです。UQモバイルはライトユーザーに向けた低スペックモデルばかり取り扱っており、どれも価格が安い代わりに性能も低いのです。
UQモバイルがau回線だから(通信規格がドコモやソフトバンクよりもマイナー)と言うのもありますが、基本的にSIMフリースマホ市場であまり見かけないスマホばかりを取り扱っています。
- Galaxy A21
- Xperia 8 Lite
- Galaxy A41
- OPPO Reno3 A
- AQUOS sense3 basic
- BASIO 4
- Galaxy A20
- iPhone SE2
- iPhone 7
先ほども少し触れましたが、UQモバイルのスマホが微妙な理由は、性能の低いモデルが多いからです。
スマホの性能の良し悪しを判断するには、ベンチマークスコアアプリを使えば分かります。ベンチマークスコアアプリは、スマホの動作性能をスコア化してくれるツールのことで、よく使われているのが「AnTutu Benchmark」というアプリです。
例えば下記はSIMフリースマホランキング上位端末3機種のベンチマークスコア。
端末名 (チップセットCPU) |
ベンチマークスコア |
---|---|
Pixel 4a (Snapdragon 730G) |
27万前後 |
Redmi Note 9S (Snapdragon 720G) |
25万前後 |
OPPO A5 2020 (Snapdragon 665) |
17万前後 |
一方でUQモバイルの取り扱っているスマホのベンチマークスコアは以下の通り。
端末名 (チップセットCPU) |
ベンチマークスコア |
---|---|
Galaxy A21 (Exynos 7884B) |
11万前後 |
Xperia 8 Lite (Snapdragon 630) |
11万前後 |
Galaxy A41 (Helio P65) |
15万前後 |
OPPO Reno3 A (Snapdragon 665) |
17万前後 |
AQUOS sense3 basic (Snapdragon 430) |
6万前後 |
BASIO 4 (Helio A22) |
8万前後 |
Galaxy A20 (Exynos 7885) |
11万前後 |
iPhone SE2 (A13 Bionic) |
45万前後 |
iPhone 7 (A10) |
18万前後 |
このベンチマークスコアを見れば、UQモバイルのスマホに低スペックが多いのが分かります。
もちろんスマホをそこまで使わないライトユーザーには問題ありませんが、今回お問い合わせ頂いた方のようにがっつりゲームアプリをプレイする方には厳しい端末が多いので注意。
UQモバイルの回線は快適
UQモバイルをおすすめしない理由は、あくまでラインナップが微妙なところです。
プランに関しては、他の格安SIMサービスと変わらず、キャリアスマホよりも安い月額料金を実現できます。また通信品質に関しては格安SIMの中でもユーザーの評判が良いサービスとして有名です。
だから「UQモバイルをおすすめしない」のではなく、「UQモバイルの取り扱いスマホが微妙」だというわけです。そこは勘違いしないでください。サービス自体は問題ありません。
UQモバイルで選ぶべきスマホは2機種
端末名 | ベンチマーク | UQモバイル価格 |
---|---|---|
iPhone SE2 | 45万 | 35,640円(64GB) 47,520円(128GB) |
OPPO Reno3 A | 17万 | 19,800円 |
そんなUQモバイルで唯一お買い得だと言えるスマホが「iPhone SE(第2世代)」と「OPPO Reno3 A」です。
APPLE iPhone SE(第2世代)
チップセットにA13 Bonicが搭載されており、AnTuTuのベンチマークスコアは45万前後とハイスコアを記録しています。ROM64GB/128GB/256GBモデルが存在しますが、UQモバイルでは64GBと128GBが取り扱われております。
こちらのモデルはiPhoneの中でも非常にコスパの優れた人気モデル。コンパクトモデルが嫌いな方には微妙。
発売 | APPLE/2020年4月 |
---|---|
動作性能 | A13 Bionic/3GBRAM AnTuTu8:45万 |
ストレージ | 内部64or128or256GB/外部非対応 |
ディスプレイ | 4.7インチ/1334×750 |
カメラ | 背面1200万 前面700万画素 |
バッテリー | 1821mAh |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm/148 g |
カラー | ブラック ホワイト レッド |
参考価格 | 44,800円 49,800円 60,800円 |
OPPO Reno3 A
Snapdragon 665搭載で、AnTuTuベンチマークスコアは17万前後を記録。OPPO Reno3 Aはおサイフケータイ・防水防塵に対応しているので、そちらの機能を利用したい方におすすめ。
少しベンチマークスコアは控えめですが、それでも機能面やバランスの良さから人気のモデルとなっております。
発売 | OPPO/2020年6月 |
---|---|
OS | ColorOS 7.1(Android 10ベース) |
動作性能 | Snapdragon 665/6GBRAM |
ストレージ | 内部128GB/外部256GB |
ディスプレイ | 6.44インチ/2400×1080 FHD+ 有機EL |
カメラ | 背面:4800万画素 + 800万画素 + 200万画素 + 200万画素 前面:1600万画素 |
バッテリー | 4025mAh |
防水防塵 | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
通信 | 4G:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 3G:B1/2/4/5/6/8/19 |
サイズ | 160.9 × 74.1 × 8.2 mm/175 g |
カラー | ホワイト ブラック |
参考価格 | 30,000円前後 |
どちらもかなり評判が良いので、とりあえずスマホセットでUQモバイルを契約したい方は、この2機種を検討してみてください!
イッテツ
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UQモバイルでゲームができる端末は?
そもそもゲームができる端末を教えてほしいと相談されたわけですが、UQモバイルの中だとOPPO Reno3Aが最低ラインです。むしろOPPO Reno3 Aですら重い3D系のゲームアプリは厳しいかもしれません。
どんなゲームもサクサク快適に動くレベルはiPhone SE(第2世代)のみ。iPhone 7でもそこそこイケそうですが、2016年代に登場したスマホなのでさすがに古すぎますよね。
繰り返しになりますが、UQモバイルの取り扱いスマホは低スペックが多すぎです。ゲームを快適にプレイしたい人にとって、この中から選ばないといけないのは正直かなりきつい。
というわけで解決策を紹介します。それはスマホだけ自分で用意することです。
自分で端末を用意して契約するべき
UQモバイルにはスマホをセットで買わないといけないルールはありません。スマホを自分で用意して、UQモバイルの回線(SIMのみ)を契約しましょう。それなら自分の使い方に合ったスマホを選べますし、ゲーマーの方は好みのハイスペックスマホを利用できます。
このやり方なら、記事中に紹介したRedmi Note 9S(ベンチマーク25万)やPixel 4a(ベンチマーク27万)などの人気スマホも選べます。
またゲーマーの方でハイスペックスマホの方が良いと言う方は、ZenFone 7(ベンチマーク55万)やROG Phone(ベンチマーク65万)やBlack Shark(ベンチマーク55万)などのハイスペックスマホやゲーミングスマホを選べます。
必ず事前に「端末名 UQ」や「端末名 au回線」などと検索して通信状況をチェックしておいてください!
イッテツ
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まとめ
- UQモバイルは取り扱いスマホが微妙
- おすすめはiPhone SE2かOPPO Reno3 Aのみ
- 自分でスマホだけ用意した方がいい
おすすめとして紹介したiPhone SE2とOPPO Reno3 Aは、普通に評判が良い人気モデルなので、この2機種のどちらかを選びましょう。この2機種どちらも気に入らない場合は、自分でスマホだけ用意しちゃいましょう!
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